ストリーム・プールの作成

ストリーム・プールは、ストリームの論理グループです。すべてのストリームは、ストリーム・プールのメンバーである必要があります。ストリーム・プールを作成しない場合、ストリーミング・サービスは、ストリームを格納するためにデフォルト・プールを使用します。

ストリームの作成および管理の要件を確認するには、ストリーミングの開始を参照してください。

    1. コンソールのストリーミング・サービスにアクセスします。
    2. 「分析」で、「ストリーム・プール」をクリックして既存のストリーム・プールのリストを表示します。
    3. ストリーム・プールの作成」をクリックします。
    4. ストリーム・プールの名前を入力します。機密情報の入力は避けてください。
    5. ストリーム・プールのコンパートメントを選択します。
    6. エンドポイント・タイプの選択。このストリーム・プール内のストリームへのトラフィックを、インターネットを通過するトラフィックが必要ないプライベート・エンドポイントに制限するかどうかに応じて、「パブリック・エンドポイント」または「プライベート・エンドポイント」をクリックします。

      プライベート・エンドポイントを作成するには、プライベート・サブネットを含む仮想クラウド・ネットワーク(VCN)にアクセスする必要があります。DNS解決が有効になっているプライベート・サブネットを含むVCNを選択し、サブネットを選択します。

      かわりに特定のプライベートIPアドレスを割り当てる場合は、サブネットのCIDRに属するプライベートIPアドレスを選択する必要があります。デフォルトでは、ネットワーキング・サービスがランダムなプライベートIPアドレスを割り当て、ストリーム・プールにはセキュリティ・ルールを適用しません。詳細は、VCNおよびサブネットを参照してください。

      既存のネットワーク・セキュリティ・グループを選択して、プール内の各ストリームに同じセキュリティ・ルール・セットを適用することもできます。

    7. 「暗号化設定の構成」で、ストリーム・プール内のストリームの暗号化方法を選択します。

      デフォルトでは、「Oracle管理キーを使用した暗号化」が選択されます。独自のVault暗号化キーを使用して、このストリーム・プール内のストリームのデータを暗号化する場合は、「顧客管理キーを使用した暗号化」を選択します。Vaultサービスを使用するには、ボールトおよびキーへのアクセスが必要であり、サービスによるキーの使用を許可する必要があります

      • Vault: 使用するマスター暗号化キーが格納されたボールトを選択します。
      • マスター暗号化キー: 使用するマスター暗号化キーを選択します。

      ユーザーが管理するボールト・キーを使用した暗号化の詳細は、ボールトの概要およびキーの管理を参照してください。

    8. タグを追加するには、またはこのストリーム・プールでKafkaを使用する場合は、「拡張オプションの表示」をクリックします。
    9. (オプション)ストリーム・プールにタグを割り当てます。リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかが不明な場合は、このオプションをスキップするか、管理者に連絡してください。タグは後で適用できます。
    10. Kafkaでストリーム・プールを使用するには、「トピックの自動作成」を選択し、ストリーム設定を構成します:
      • デフォルト保持期間(時間): ストリームの保持期間の時間数を指定します。
      • パーティションのデフォルト数: ストリームのパーティションのデフォルト数を指定します。
      • ストリーム・プールの作成後にKafka接続設定を表示するには、「ストリーム・プールの作成後にKafka設定を表示」を選択します。
    11. 「作成」をクリックします。
  • CLIの使用の詳細は、コマンド・ライン・インタフェース(CLI)を参照してください。CLIコマンドで使用できるフラグおよびオプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

    ノート

    この項の例では、すべてのパラメータの完全な構文を使用しています(たとえば、--compartment-id)。一部のパラメータでは、-cなど、かわりに使用できる短縮バージョンがあります。コマンドに関連付けられている短縮パラメータのインスタンスについては、CLIのオンライン・ヘルプを参照してください。
    oci streaming admin stream-pool create --name <stream_pool_name> --compartment-id <compartment_OCID>

    例:

    oci streaming admin stream-pool create --name MyStreamPool --compartment-id ocid1.tenancy.oc1..exampleuniqueID
    {
      "data": {
        "compartment-id": "ocid1.tenancy.oc1..exampleuniqueID",
        "custom-encryption-key": {
          "key-state": "NONE",
          "kms-key-id": null
        },
        "defined-tags": {},
        "endpoint-fqdn": null,
        "freeform-tags": {},
        "id": "ocid1.streampool.oc1.phx.exampleuniqueID",
        "is-private": false,
        "kafka-settings": {
          "auto-create-topics-enable": false,
          "bootstrap-servers": null,
          "log-retention-hours": 24,
          "num-partitions": 1
        },
        "lifecycle-state": "CREATING",
        "lifecycle-state-details": null,
        "name": "MyStreamPool",
        "private-endpoint-settings": {
          "nsg-ids": null,
          "private-endpoint-ip": null,
          "subnet-id": null
        },
        "time-created": "2020-11-02T23:01:59.429000+00:00"
      },
      "etag": "\"b0066564-4bf4-4e27-9255-9055e69a7808-03668273-b0d5-4b8b-9370-74522c29eb56\""
    }
    ヒント

    有効なフォーマット済JSONとして--custom-encryption-key-details--private-endpoint-detailsおよび--kafka-settingsの入力を指定します。JSONフォーマットの詳細は、複合入力の受渡しおよび複合入力のためのJSONファイルの使用を参照してください。
  • CreateStreamPool API操作を使用してストリーム・プールを作成します。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。