Standardタグの理解

Standardタグは、Oracleによって定義および管理されるタグ・ネームスペース・テンプレートであり、顧客はテナンシのルート・コンパートメントにインポートし、よく使用されるタグの使用を開始できます。

必須IAMポリシー

管理者グループに属している場合は、標準タグの管理に必要なアクセス権があります。それ以外の場合は、標準タグをインポートおよび更新するためのタグを管理する権限が必要です。タグおよびタグ・ネームスペースの操作に固有のポリシーのサンプルは、定義済タグの作業に必要な権限を参照してください。

ポリシーを初めて使用する場合は、ポリシーの開始および共通ポリシーを参照してください。グループまたは他のIAMコンポーネントのポリシーの書込みの詳細は、アイデンティティ・ドメインのないIAMの詳細を参照してください。

Standardタグ・ネームスペース

次のタグ・ネームスペースは、現在、意図したユースケースとともにインポートできます。タグ・ネームスペースの最新のリストは、コンソールの標準タグのインポートの項を参照してください。コンソールを使用して標準タグをインポートするには、「Standardタグのインポート」を参照してください。

タグ・ネームスペース ユースケース例
Oracle-ApplicationName このタグは、リソースが使用されているOracleワークロードのタイプを示します
Oracle-Standard Oracleでは、テナンシ全体で一貫性を保つためにタグをお薦めします
Oracleベンダー Oracleベンダー・タグ

タグ・タイプ

通常定義されたタグは、文字列と列挙の2つのタイプです。一方、標準タグには3つのタイプの列挙タグがあります。

  • 文字列:任意の文字列を値として受け入れます。
  • 不変列挙: Oracleが値リストを制御し、ユーザーはこのリストを変更できません。
  • 追加可能列挙:既存の値は変更できませんが、リストに新規の値を追加できます。
  • 可変列挙:値リストは必要に応じて変更できます。