オブジェクト・ストレージ統合

Object Storage Serviceをビッグ・データ・サービス・クラスタ上の様々なHadoopコンポーネントと統合します。

オブジェクト・ストレージAPIキー・パラメータ

オブジェクト・ストレージAPIキー・パラメータは、クライアントに特定のトークンを渡すように要求することでAPIを保護するために使用されます。

ノート

APIキーとパスフレーズの組合せを使用するか、IAM資格証明を使用してビッグ・データ・サービスでオブジェクト・ストレージを構成できます。
APIキー・パラメータ 説明
フィンガープリント 特定のテナンシの特定のユーザーに対して作成されたAPIキーに関連付けられた一意のフィンガープリント。
パスフレーズ APIキーに関連付けられたパスフレーズ(キーの準備時に選択)。
pem_file_path クラスタ上のAPIキーの場所。
tenant_id APIキーが存在するテナントのOCID。
user_id APIキーに関連付けられたユーザーのOCID。
key_alias APIキーの別名(キーの準備時に選択)。

JCEKSファイルの使用

セキュリティを向上させるために、プレーン・テキスト・パスフレーズのかわりにJCEKSファイルを使用します。

次の例のいずれかを実行して、HADOOP_OPTSのエクスポート中に、パスフレーズ引数にJCEKSファイル・パスを渡します。

例1:

export HADOOP_OPTS="-DBDS_OSS_CLIENT_AUTH_FINGERPRINT=<api_key_fingerprint>
      -DBDS_OSS_CLIENT_AUTH_PEMFILEPATH=<api_key_pem_file_path_location>
      -DBDS_OSS_CLIENT_AUTH_TENANTID=<api_key_tenant_id>
      -DBDS_OSS_CLIENT_AUTH_USERID=<api_key_user_id> -DBDS_OSS_CLIENT_REGION=<api_key_region>
      -DBDS_OSS_CLIENT_AUTH_PASSPHRASE=<jceks_file_provider>"
例2:
export HADOOP_OPTS="-DOCI_SECRET_API_KEY_ALIAS=<api_key_alias> -DBDS_OSS_CLIENT_REGION=<api_key_region> 
      -DOCI_SECRET_API_KEY_PASSPHRASE=<jceks_file_provider> -DBDS_OSS_CLIENT_REGION=<api_key_region>"