ODHコンポーネントでのリモートJMXメトリックの管理

ほとんどのODHコンポーネントは、JMXを介してメトリックを公開します。このプロセス外でこれらのメトリックにアクセスするには、remoteJMXメトリック・ユーティリティ・ヘルパー関数を使用して、カスタム・ブートストラップ・スクリプトを介してリモートJMXメトリックをオンデマンドで管理します。

remoteJMXを有効にするには、各ODHコンポーネントのjavaプロセスのJVM引数を更新する必要があります。各Ambariサービスには、JVM引数を処理するservice-envシェル・スクリプト・テンプレートがあります。このシェル・スクリプト・テンプレートは、remoteJMXを有効化および管理するように変更できます。remoteJMXの管理を簡略化するために、remoteJMXを有効化/無効化するコンポーネントごとに、Ambariにconfigプロパティがあります。コンポーネントごとに、Ambari UIの各サービスの「構成」セクションに移動し、次の構文のプロパティを探します。

• odh.<service-name>.<component-name>.jmxremote

  このプロパティは、Ambari UIでトグルとして公開され、各サービスおよびコンポーネントに対してremoteJMXを有効化および無効化するために使用されます。

• odh.<service-name>.<component-name>.jmxremote.port

  このプロパティは、コンポーネントJVMプロセスがメトリックを公開するremoteJMXポートを示します。

Ambari UIの構成切替えにより、次に示すようにデフォルト値を持つコンポーネントに対してremoteJMXが有効になります。remoteJMXのJVMプロパティを追加するには、Ambari UIで<service>-env.sh構成テンプレートを編集します。

• -Dcom.sun.management.jmxremote=true
• -Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false
• -Dcom.sun.management.jmxremote.port=<port_value_for_component>
• -Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false

リモートJMXを管理するためのすべてのAmbari構成プロパティの完全なリストを次に示します。