委任サブネットおよびVCNフロー・ログの使用と制限

Oracle Database@Azureの委任サブネット制限について学習します。

Oracle Database@Azureインフラストラクチャ・リソースは、委任サブネット(Oracle.Database/networkAttachementに委任)の仮想NICを使用してAzure仮想ネットワークに接続されます。デフォルトでは、Oracle Database@Azureは最大5つの委任サブネットを使用できます。サブネットの容量の委任が必要な場合は、サービス制限の拡大をリクエストできます。

委任サブネットのネットワーキングに関する考慮事項

次のネットワークに関する考慮事項に注意してください。

  • 1つの委任サブネットに複数のVMクラスタを使用できます。
  • 異なるExadataインフラストラクチャ・リソースの2つ以上のクラスタが、1つの委任サブネットで許可されます。
  • 2つのExadataインフラストラクチャ・リソース(たとえば、可用性ゾーン1のプライマリ、可用性ゾーン2にあるセカンダリ)は、1つの委任サブネットでは許可されません。これは、この構成によって最適でないネットワーク・パスが発生するためです。

委任サブネットのサービス制限の表示および増加

OCIコンソールでのサービス制限の表示および拡大の詳細は、次のトピックを参照してください:

サービス制限の引上げを送信する場合は、次の点に注意してください。

  • サービス名はMulticloudです。
  • リソース名はDelegated Subnet Multicloud Linksです。
  • Oracle Database@Azure委任サブネットのOCIサービス制限名はazure-delegated-subnet-countです。
  • 制限は地域レベルで適用されます。

ネットワーク・トポロジおよび制約の詳細

Oracle Database@Azureのネットワーク・トポロジおよび制約の詳細は、AzureドキュメントのOracle Database@Azureのネットワーク計画を参照してください。