イメージの参照

Oracle Cloud Infrastructure Terraformプロバイダを使用してイメージを参照します。

コンピュート・インスタンスを起動する際、Terraform構成では、Terraform applyジョブを実行するたびに同じイメージが使用される必要があります。

ノート

後続のTerraform applyジョブで別のイメージを参照しないようにするには、Terraform構成でリージョン固有のイメージOCIDを指定します。oci_core_imageデータ・ソースを使用してイメージOCIDを特定しないでください。このデータ・ソースはListImages APIをコールしますが、その戻り値は時間の経過とともに変化することがあります(時間の経過とともにイメージが追加されて古いイメージが削除されるため)。Oracle提供のイメージとそのOCIDのリストは、Oracle提供のイメージを参照してください。詳細は、Results of oci_core_images will change over time for Oracle-provided imagesを参照してください。

イメージの最新のリージョン固有のOCIDを検索するには:

  1. イメージのリリース・ノートに移動します。

  2. 必要なイメージについて、「Latest Image」を選択します。

    イメージOCIDがリージョンごとにリストされます。

  3. 必要なリージョン固有のイメージOCIDをコピーします。

    たとえば、us-phoenix-1リージョンのイメージOCIDをコピーします。

所定のリージョンのイメージを指定する場合は、次のパターンをお薦めします:

variable "image_id" {
  type = "map"
  default = {
    // See https://docs.oracle.com/iaas/images/
    // Oracle-provided image "Oracle-Linux-7.4-2018.02.21-1"
    us-phoenix-1 = "ocid1.image.oc1.phx..<unique_ID>"
    us-ashburn-1 = "ocid1.image.oc1.iad..<unique_ID>"
    eu-frankfurt-1 = "ocid1.image.oc1.eu-frankfurt-1..<unique_ID>"
    uk-london-1 = "ocid1.image.oc1.uk-london-1..<unique_ID>"
  }
}

このパターンのコンピュート・インスタンスの例:

resource "oci_core_instance" "TFInstance" {
  image = "${var.image_id[var.region]}"
  ...
}