Free Tier: Ubuntu VMへのFlaskのインストール
このチュートリアルでは、Oracle Cloud Infrastructure Free Tierアカウントを使用してUbuntuインスタンスを設定します。次に、ホストの仮想環境を設定します。最後に、Python用の軽量Webアプリケーション・フレームワークであるFlaskをインストールします。
主なタスクは:
- 開発作業用のコンパートメントを設定します。
- Ubuntu Linuxインスタンスをインストールし、仮想クラウド・ネットワーク(VCN)に接続します。
- ホストがインターネットに接続するために必要なOracle Cloud Infrastructure仮想クラウド・ネットワークおよび関連するネットワーク・サービスを設定します。
- Ubuntu Linuxサーバーにアクセスするための
ssh
暗号化キーを設定します。
- VCNのイングレス・ルールを構成します。
- VMにFlaskをインストールします。
- Hello World Pythonアプリケーションを作成します。
- アプリケーションをテストします。
Linux VMの設定の簡単なダイアグラムを次に示します。

その他の情報については、次のWebサイトを参照してください。
開始する前に
このチュートリアルを正常に完了するには、次が必要です:
要件
- Oracle Cloud Infrastructure Free Tierアカウント。Oracle Cloud Infrastructure Free Tier
ssh
サポートがインストールされているMacOS、LinuxまたはWindowsコンピュータ。
1. 開発用のコンパートメントの設定
開発用のコンパートメントを構成します。
このチュートリアルで作成するリソースのコンパートメントを作成します。
- Oracle Cloud Infrastructure Consoleにサインインします。
- ナビゲーション・メニューを開き、「アイデンティティとセキュリティ」をクリックします。「アイデンティティ」で、「コンパートメント」をクリックします。
- 「コンパートメントの作成」をクリックします。
- 次の情報を入力します:
- 名前:
<your-compartment-name>
- 説明:
Compartment for <your-description>.
- 親コンパートメント:
<your-tenancy>(root)
- 名前:
- 「コンパートメントの作成」をクリックします。
参照: コンパートメントの作成
2. Ubuntu Linuxインスタンスのインストール
[VMインスタンスの作成]ワークフローを使用して、新しいコンピュート インスタンスを作成します。
ワークフローでは、インスタンスのインストール時にいくつかのことが実行されます:
- Ubuntu Linuxを実行しているコンピュート・インスタンスを作成およびインストールします。
- Ubuntu Linuxインスタンスをインターネットに接続するために必要なサブネットおよびコンポーネントを含むVCNを作成します。
- インスタンスへの接続に使用する
ssh
キー・ペアを作成します。
「VMインスタンスの作成」ワークフローを使用してインスタンスのインストールを開始するには、次のステップに従います:
示されているステップは、Free Tierアカウント用です。有料アカウントを使用している場合は、ここに示すステップとは異なる場合があります。
3. インターネット・アクセスの有効化
VMインスタンスの作成ウィザードでは、VMのVCNが自動的に作成されます。ポート5000でのインターネット接続を許可するイングレス・ルールをサブネットに追加します。
次のステップに従って、VCNのパブリック・サブネットを選択し、イングレス・ルールを追加します。
4. Flaskアプリケーションの作成
次に、Ubuntu LinuxインスタンスにFlaskを設定し、Flaskアプリケーションを作成して実行します。
Python 3を使用してFlaskを設定するには、次のステップを実行します:
次の手順
Ubuntu VMを使用して、Flaskが正常にインストールされ、PythonアプリケーションがOracle Cloud Infrastructureに作成されました。
Oracle製品を使用した開発の詳細を確認するには、次のサイトを参照してください: