プル・リクエストの作成

ビルド実行をトリガーしてコード変更をデプロイするプル・リクエストを作成します。

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)の各サービスは、認証および認可のためにIdentity and Access Management (IAM)と統合されます。DevOpsコード・リポジトリおよびその他のリソースにアクセスする権限をユーザーに付与するには、動的グループおよびIAMポリシーを作成する必要があります。

コード・リポジトリの動的グループおよびポリシーの作成については、コード・リポジトリ・ポリシーを参照してください。詳細は、DevOps IAMポリシーを参照してください。

プル・リクエストを作成する前に、必要なコード・リポジトリをクローニングするか、リポジトリをフォークしてコピーを作成し、更新して変更をコミットする必要があります。

Oracle Cloudコンソール、REST APIおよびCLIを使用したDevOpsへのアクセスについては、DevOpsへのアクセスを参照してください。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします。「DevOps」で、「プロジェクト」をクリックします。
    2. プロジェクトを選択し、左側のメニューから「コード・リポジトリ」をクリックします。
    3. コード・リポジトリを選択し、左側のメニューの「プル・リクエスト」リンクをクリックします。
      ノート

      プル・リクエストは、ホスト・リポジトリおよびフォーク・リポジトリにのみ適用されます。
    4. 「プル・リクエストの作成」ボタンをクリックします。
    5. プル・リクエストの一意の名前を入力します。
    6. ソース・ブランチおよび宛先ブランチを選択します。両方のコミットIDを入力することもできます。
      ノート

      選択したソース・ブランチと宛先ブランチの間にPRがすでに存在する場合、重複PRは作成できません。
    7. フォークされたリポジトリを選択してPRを作成した場合は、宛先リポジトリおよび関連する宛先ブランチを選択します。
    8. レビューアを追加して、プル・リクエストを承認します。
    9. リポジトリにタグを追加するには、「タグ付けオプションの表示」をクリックします。

      タグ付けとは、テナンシ内のリソースを整理およびトラッキングできるメタデータ・システムです。

      リソースを作成する権限がある場合、それにフリーフォーム・タグを追加する権限もあります。

      定義済タグを追加するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。

      詳細は、リソース・タグを参照してください。

    10. 「プル・リクエストの作成と説明の追加」ボタンをクリックします。
    11. プル・リクエストの説明を入力します。スクリーンショットなどの関連ファイルをPRに添付できます。ファイルは、ローカル・システムから追加することも、オブジェクト・ストレージに格納されているファイルを選択することもできます。
    12. 「プル・リクエストの作成を終了」ボタンをクリックします。

    プル・リクエストが正常に作成され、ソース・ブランチ名、ユーザー名を含むコミット履歴、構成されている場合はマージ検証、コミットによってトリガーされたときに実行されるように設定されている関連付けられたビルド・パイプラインなどのPR詳細が表示されます。「プル・リクエストの詳細の表示」を参照してください。

  • プル・リクエストを作成するには、createコマンドを実行します:

    oci devops pull-request create  --display-name --repository-id --source-branch --description --destination-branch --reviewers --source-repository-id
  • プル・リクエストを作成するには、CreatePullRequest操作を使用します。