Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

生成AIエージェントでのAPIエンドポイント・コール・ツールの管理

APIエンドポイント・コール・ツールは、生成AIエージェントのカスタム・ツールであり、OCI APIと独自のREST APIを安全に統合およびコールできます。生成AIエージェントでは、HTTPS (セキュア)接続のみが許可されます。

APIエンドポイント・コール・ツールを使用すると、カスタム統合やバックエンド・システムへの変更を行わずに、エージェントを既存のAPIおよびビジネス・ロジックの強力な拡張にすることができます。API操作の構造および動作を記述するアップロードされたOpenAPIスキーマを介して、生成AIエージェントは、チャット中に適切なAPIエンドポイントおよびメソッドを自然言語で動的に選択および起動できます。

APIは、パブリック・ネットワークまたはプライベート・ネットワークでホストできます。すべての送信パブリックまたはプライベートHTTPトラフィックは、OCI仮想クラウド・ネットワーク(VCN)内のサブネットを介してルーティングされます。API操作は、認証を使用してリクエストするか、認証方法を使用せずにリクエストし、ネットワークの境界およびセキュリティ・ルール内で実行できます。

生成AIエージェントのエージェントにAPIエンドポイント・コール・ツールを追加することで、エージェントは既存のAPIをコールして、顧客データの取得、オーダー・ステータスの更新、ワークフローのトリガー、在庫のチェックなどのタスクを実行できます。たとえば、サポート・エージェントは、ユーザー・アカウントを検索し、すべてAPIコールを介して払戻を開始することでチケットを解決できます。

開始する前に

APIエンドポイント・コール・ツールを作成する前に、APIエンドポイント・コール・ツールのガイドラインを確認し、必要なタスクを完了してください。

APIエンドポイント・コール・ツールの管理

genai-agent-familyに対するmanage権限がある場合は、生成AIエージェントでAPIエンドポイント・コール・ツールを作成および管理できます。次のリンクを参照してください。

OCI Java SDKを使用してAPIエンドポイント・コール・ツールを作成および呼び出す方法を学習するには、生成AIエージェントでのSDKを使用したAPIエンドポイント・コールの例を参照してください。