生成AIエージェントのメトリック

メトリックを使用すると、生成AIエージェントのエンドポイントをモニターできます。これらのメトリックの詳細は、次のトピックを確認してください。

エンドポイント・メトリック

この項では、生成AIエージェントのエージェント・エンドポイントのメトリックをリストします。エンドポイントの詳細ページで次のメトリックを取得できます。

メトリック表示名 内容
コール数 このエンドポイントでホストされているエージェントが処理したコールの数
合計処理時間(ミリ秒) コール終了までの合計処理時間(ミリ秒)
サービス・エラー数 サービス側からエラーが発生したコールの数
クライアント・エラー数 クライアント側からのエラーのあるコール数
使用された入力文字の合計 このエンドポイントでホストされているエージェントが処理した入力文字数
生成された出力文字合計 このエンドポイントでホストされているエージェントが処理した出力文字数
エラー・トレースの数 エラーのあるトレース数(このオプションは、このエンドポイントでトレースが有効になっている場合に適用されます。)
成功率 成功したコールを合計コール数で割った値
ヒント

生成AIエージェント・サービスのエンドポイントの詳細ページで、各エンドポイント・メトリック・チャートの「オプション」メニューを選択して、次のオプションを取得します:
  • メトリック・エクスプローラでの問合せの表示
  • チャートURLのコピー
  • Monitoring Query Language (MQL)での問合せのコピー
  • この問合せにアラームを作成
  • 表ビュー

メトリック・エクスプローラでの問合せの表示

メトリック・エクスプローラは、モニタリング・サービスのリソースです。Monitoringサービス・リソースを使用する権限を取得するには、管理者にモニタリングの保護のIAMポリシーを確認し、ロールに対する適切なアクセス権を付与するよう依頼してください。

エンドポイント・メトリックごとに、各エンドポイント・メトリック・チャートの「オプション」メニューを選択し、「メトリック・エクスプローラでの問合せの表示」を選択します。次の表に、Monitoring Query Language (MQL)でのエンドポイント・メトリックに使用されるパラメータを示します。

メトリック表示名 メトリック・パラメータ MQL
コール数 TotalInvocationCount TotalInvocationCount[1m].count()
合計処理時間 InvocationLatency InvocationLatency[1m].mean()
サービス・エラー数 ServerErrorCount ServerErrorCount[1m].count()
クライアント・エラー数 ClientErrorCount ClientErrorCount[1m].count()
使用された入力文字の合計 InputCharactersCount InputCharactersCount[1m].sum()
生成された出力文字合計 OutputCharactersCount[1m].sum() OutputCharactersCount[1m].sum()
エラー・トレースの数 ErrorTraceCount ErrorTraceCount[1m].sum()

成功率は、成功したコールを次のMQLを持つコールの合計数で割って計算されます。

TotalInvocationCount[1m]{resourceId = "<endpoint-OCID>", StatusCode="200"}.grouping().count()
/ TotalInvocationCount[1m]{resourceId = "<endpoint-OCID>"}.grouping().count() * 100

エンドポイント・メトリックのアラームの作成

エンドポイント・メトリックごとに、各エンドポイント・メトリック・チャートの「オプション」メニューを選択します。次に、モニタリング・サービスの移入された「アラームの作成」ページに転送する「この問合せにアラームを作成」を選択します。残りのフィールドに入力して、選択したメトリックのアラームを設定します。