OCIのAPI認証の設定

OCIテナンシに接続できるように、ローカル環境でOCI API認証を設定します。

構成ファイル情報の取得

コンソールを使用して、秘密キーと公開キーのペアを自分で生成できます。すでにキー・ペアがある場合は、公開キーのアップロードを選択できます。コンソールを使用してキー・ペアを追加すると、コンソールによって構成ファイルのプレビュー・スニペットも生成されます。

  1. テナンシから次の情報を収集します。
  2. コンソールのメイン・メニューで、プロファイル・アイコンを選択します。
  3. 「ユーザー設定」を選択します。
  4. 「リソース」リストから、「APIキー」を選択します。
  5. 「APIキーの追加」を選択します。
  6. ダイアログの指示に従ってキーを生成または指定します。
    重要

    キーを生成する場合は、キーを安全な場所に保存します。キーを失った場合は、キーを再作成できません。新しいキーを最初から作成する必要があります。
  7. 「追加」を選択します。
  8. 構成設定がダイアログに表示されます。構成情報をconfigファイルにコピーします。ファイルを保存します。
  9. リージョンが指定されていない場合は、us-chicago-1または生成AIエージェントを含むリージョンを使用します。

ヘルプが必要な場合は、API署名の必須キーおよびOCIDsを参照してください。

ローカル構成ファイルの作成

  1. ターミナルからホーム・ディレクトリに移動します。
  2. .ociディレクトリを作成します。
  3. .ociディレクトリに移動します。
  4. コマンドtouch configを入力します。
  5. 前の項でコピーしたAPIキー構成データをconfigファイルに貼り付けます。

    configファイルの例。

    [DEFAULT]
    user=<ocid1.user.oc1..xxx>
    fingerprint=<xx:xx:xx:xx>
    tenancy=<ocid1.tenancy.oc1..xxx>
    region=us-chicago-1
    key_file=<path-to-private-key.pem>       

    この構成は、[Default]で指定されたDefaultプロファイル用です。

OCI CLIのインストール

  1. pipを使用して、OCI CLIおよびPython SDKをインストールします:
    pip install oci-cli

    必要なライブラリはすべてインストールされます。

  2. OCI CLIがインストールされていることを確認します。次のコマンドを入力します。
    oci

    このコマンドは、CLIで使用可能なコマンドを一覧表示します。

  3. 構成ファイルが機能することを確認します。
    oci os ns get

    このコマンドは、テナンシのネームスペースを取得します。

    oci iam region list

    このコマンドは、テナンシで使用可能なリージョンをリストします。