OCI OpenAI統合
OCI OpenAIパッケージは、OCI生成AIチームによって開発および管理されるPythonライブラリです。このパッケージは、OpenAI Python SDKとOCI生成AIサービスの統合を合理化します。組込みの認証および認可により、OCI資格証明を使用して生成AIサービスに安全に接続できます。
主な利点
- このパッケージは、OpenAI SDKの上にOCI認証レイヤーを作成することで、OpenAI Python SDKとOCI生成AIサービスの統合を簡素化するため、OpenAI SDKでOCI認証を使用できます。
- OpenAI SDKのサブセットと連携するため、OpenAI APIに精通している開発者は、より迅速かつ少ないオンボーディング・タスクでOCI生成AIモデルに接続できます。
インストールと例
次のコマンドを使用して、OCI OpenAI Pythonパッケージをインストールします:
pip install oci-openai手順と例については、次のリソースを参照してください。
サポートされるOpenAI SDK
OCI OpenAIパッケージでは、次のAPIのOpenAI Python SDKがサポートされます:
重要
OCI OpenAIパッケージは、独自の認証レイヤーをOpenAI SDKに追加します。このパッケージと互換性があるのは、前述のSDKのみです。他のOpenAI SDKを使用すると、エラー(404など)が発生します。作業例については、OCI OpenAI on GitHubを確認してください。
OCI OpenAIパッケージは、独自の認証レイヤーをOpenAI SDKに追加します。このパッケージと互換性があるのは、前述のSDKのみです。他のOpenAI SDKを使用すると、エラー(404など)が発生します。作業例については、OCI OpenAI on GitHubを確認してください。
サポートされるモデル
OCI OpenAIパッケージでは、OCI生成AIでホストされている次のモデルのみがサポートされます。モデルごとに、オンデマンド・モードか専用モードかを確認します。各モデルのサポートされているリージョンについては、サポートされているリージョンを参照してください。
- チャット完了APIのモデル
- レスポンスAPIのモデル
重要
外部コール
xAI Grokモデルは、xAI用にプロビジョニングされたテナンシ内のOCIデータ・センターでホストされます。OCI生成AIサービスからアクセスできるxAI Grokモデルは、xAIによって管理されます。
サポートされるリージョン
- OCI OpenAIリージョン
-
OCI OpenAIパッケージでサポートされるOCIリージョンは、次のものに制限されます。
- ドイツ中央部(フランクフルト)
- インド南部(ハイデラバード)
- 日本中央部(大阪)
- 米国東部(アッシュバーン)
- 米国中西部(シカゴ)
- 米国西部(フェニックス)
OCI OpenAIパッケージのモデルの使用可能なリージョンを確認するには、次のタスクを実行します。