タスク環境の作成

タスク環境を作成して、コンテナ・イメージ、ランタイム設定、タスク環境変数およびバッチ・タスクに必要な共有記憶域マウントを指定します。

  • 「タスク環境」リスト・ページで、「タスク環境の作成」を選択し、各セクションに情報を指定します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、タスク環境のリストを参照してください。

    1. 基本の情報

    • 名前: タスク環境名を入力します。
    • 説明: タスク環境の簡単な説明を指定します。
    • コンパートメント: タスク環境の作成先のコンパートメントを選択します。
    • イメージ・コンパートメント: Dockerイメージが使用可能なコンパートメントを選択します。
    • イメージ: ソフトウェア・スイートおよび実行するすべてのサポート・プログラムを含むDockerイメージを選択します。

    2. セキュリティ・コンテキスト

    • ユーザーID: コンテナを実行する必要があるユーザーIDを選択します。
    • グループID: コンテナが実行されるプライマリ・グループのグループIDを選択します。
    • ファイルシステムグループID: コンテナがそのサプリメンタルグループに追加するファイルシステムグループIDを選択します。
    • 作業ディレクトリ: アプリケーションで想定される作業ディレクトリを入力します。コンテナは、起動時にデフォルトでディレクトリ内のすべてのコマンドを実行します(たとえば、/)。

    3. 添付

    「NFSボリューム」セクションで、バッチ・タスクのストレージ・マウントの詳細を指定します。NFSボリュームは、ジョブ間でデータの読取りおよび書込みを行うためのストレージを提供します。「NFSボリュームの追加」を選択し、次のフィールドに入力します:

    • 名前: タスク環境でフリート・マウントを識別するための名前を入力します。
    • NFS URI: 共有ストレージを提供するNFSサーバーまたはエンドポイントのプライベート完全修飾ドメイン名(FQDN)。
    • ソース・パスおよびディレクトリ: 共有ファイルが配置されているNFSサーバー上のエクスポート・パス。
    • 宛先パスおよびディレクトリ: NFSボリュームがマウントされているコンテナ内のパス。

    4. (オプション)タグ

    「タグ」セクションで、「タグの追加」を選択して、タスク環境に1つ以上のタグを追加します。リソースを作成する権限を持つ場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限を持つ必要があります。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。 タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後で適用できます。

  • バッチ・タスク環境を作成するには、oci batch-task-environment createコマンドと必要なパラメータを使用します:
    oci batch batch-task-environment create [OPTIONS]

    バッチCLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、バッチCLIを参照してください。

  • CreateBatchTaskEnvironment操作を実行して、タスク環境を作成します。