リソース・スケジューラのスタート・ガイド
このページには、リソース スケジューラを使用してスケジュールを作成、編集、一時停止、延期および削除するプロセスの高レベルのリストが表示されます。プロセスの各ステップの詳細ページを参照してください。
スケジュールを作成および管理するには、次の2つのポリシーを作成する必要があります:
- スケジュールにアクセスして変更する権限をユーザーに付与するポリシー
- リソースを管理する権限をスケジュールに付与するポリシー。
詳細および例は、認証、認可および必要なポリシー、リソース・スケジューラ・ポリシーおよびポリシーの例を参照してください。
基本操作
- 基本的なスケジュール情報の追加(スケジュール名、説明、アクション、およびオプションでコンパートメントとタグ)。
- コンパートメントおよびリソースの選択
- スケジュールのスケジュール・タイミングの追加(日時の設定)。
- 設定の確認およびスケジュールの作成
- 必要に応じて、スケジュールの詳細を管理します。
認証、認可および必要なポリシー
リソース・スケジューラでは、リソース・スケジューラへのセキュアなアクセスの確保、スケジュールの作成、およびスケジュールを使用したリソースの管理に使用されるIdentity and Access Management IAMプロセスを使用します。
Oracle Cloud Infrastructureの各サービスは、すべてのインタフェース(コンソール、SDKまたはCLI、およびREST API)で、認証および認可のためにIAMと統合されます。
組織の管理者は、グループ、コンパートメントおよびポリシーを設定して、どのユーザーがどのサービスおよびリソースにアクセスできるかと、そのアクセス権のタイプを制御する必要があります。たとえば、ポリシーは、新規ユーザーの作成、クラウド・ネットワークの作成と管理、インスタンスの作成、バケットの作成、オブジェクトのダウンロードなどを実行できるユーザーを制御します。詳細は、アイデンティティ・ドメインの管理を参照してください。異なる各サービスに対するポリシー作成の詳細は、ポリシー参照を参照してください。
必要なポリシー
スケジュールを作成および管理するには、スケジュールを作成および変更する権限をユーザーに付与するポリシーを作成し、リソースを管理する権限をスケジュールに付与するポリシーを作成する必要があります。
例1.このポリシーは、スケジュールを作成および変更する権限をユーザーに付与します
ResourceScheduleUsersグループにテナンシのリソース・スケジュールの表示およびリストを許可します。
Allow ResourceScheduleUsers to inspect resource-schedule in tenancy
例2.このポリシーは、ターゲット・リソースに対してアクションを実行する権限をリソース・スケジュールに付与します。
リソース・スケジュールが作成されると、デフォルトでは、ターゲット・リソースに対してアクションを実行する権限がないため、リソース・スケジュールに権限を付与する必要があります。
General example
Allow any-user to manage <resource_type (instance, database, and others)> in compartment id <target_compartment_ocid> where all {request.principal.type='resourceschedule',request.principal.id='ocid_of_resourceschedule'}
会社所有のOracle Cloud Infrastructureリソースを使用する必要のある通常のユーザー(管理者以外)は、ユーザーIDを設定するよう管理者に連絡してください。管理者は、ユーザーが使用する1つ以上のコンパートメントを確認できます。
リソース・スケジューラAPI操作を使用するには、IAMポリシーで認可されている必要があります。権限がない場合は、管理者に連絡してください。ユーザーにアクセス権を付与するポリシーを記述する必要がある管理者の場合は、アイデンティティ・ドメインの管理を参照してください