OpenSearchクラスタの手動アップグレード

自動ソフトウェア・アップグレード機能ではなく、OpenSearchクラスタを自分でアップグレードします。

OpenSearchを使用した検索では、複数の同時バージョンのOpenSearchがサポートされます。クラスタを作成する場合、デフォルトでは、OpenSearchの最新のサポート・バージョンに基づきます。古いバージョンを使用している既存のクラスタの場合は、最新バージョンのOpenSearchで使用可能な機能を使用するようにクラスタをアップグレードできます。

アップグレード・プロセスは、メジャー・バージョン・アップグレードまたはマイナー・バージョン・アップグレードのどちらを実行しているかによって異なります。メジャー・バージョンのアップグレードは、ビルド番号の最初の番号(1.2.4から2.3.0など)の変更によって示されます。マイナー・バージョンのアップグレードは、ビルド番号の2番目の数値(2.3.0から2.11など)の変更によって示されます。

メジャー・バージョン・アップグレードを実行する場合は、このトピックで説明されているアップグレード・プロセスを使用します。マイナー・バージョン・アップグレードの場合、OpenSearchクラスタ・ソフトウェアのアップグレードで説明されているインライン・アップグレード機能を使用できます。

コンソールから

  1. アップグレードするクラスタと同じノード構成で新しいクラスタを作成します。「OpenSearchクラスタの作成」を参照してください。
  2. アップグレードする古いクラスタのバックアップを作成します。

    クラスタ・バックアップを作成するには、スナップショットAPIを使用するか、「OpenSearchクラスタ・バックアップの作成」で説明されているプロセスを使用します。

  3. ステップ1で作成した新しいクラスタにバックアップをリストアします。
    リストア・プロセスは、クラスタ・バックアップの作成方法によって異なります。