Autonomous Databaseインスタンスのリフレッシュ可能クローンの作成

Oracle Cloud InfrastructureコンソールからAutonomous Databaseリフレッシュ可能クローンを作成するステップを示します。

必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:

  • Oracle Cloudの横にあるナビゲーション・アイコンをクリックして、Oracle Cloud Infrastructureコンソールを開きます。

  • Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューで「Oracle Database」をクリックし、ワークロードに応じて「Autonomous Data Warehouse」「Autonomous JSON Database」または「Autonomous Transaction Processing」のいずれかをクリックします。
  • 「Autonomous Databases」ページで、「表示名」列の下のリンクからAutonomous Databaseを選択します。

リフレッシュ可能クローンを作成するには、次のようにします:

  1. 「詳細」ページで、「他のアクション」ドロップダウン・リストから「クローンの作成」を選択します。
  2. 「Autonomous Databaseのクローンの作成」ページで、選択肢からクローン・タイプ「リフレッシュ可能クローン」を選択します:
    • フル・クローン: ソース・データベースのデータとメタデータを使用して新しいデータベースを作成します。
    • リフレッシュ可能クローン リフレッシュ可能クローンを作成するには、このクローン・タイプを選択します。
    • メタデータ・クローン: ソース・データベースのメタデータを使用して、データなしで新しいデータベースを作成します。
  3. Autonomous Databaseクローンの基本情報を指定します。
    • コンパートメントに作成。コンパートメントの使用および管理の詳細は、コンパートメントを参照してください。

    • ソース・データベース名 このフィールドは読取り専用で、ソース・データベースの名前が表示されます。

    • 表示名 データベースを簡単に識別できるように、わかりやすい説明またはその他の情報を指定します。

      DBnameのクローン」の形式の提示された名前を使用するか、これをデータベースの識別に使用する名前に変更できます。提示されたDBnameは、クローニングするソース・データベースの名前です。

      ノート

      リフレッシュ可能クローンを作成した後は、表示名を変更できません。デフォルト名「DBnameのクローン」を指定した場合、リフレッシュ可能クローンを作成した後、データベースを標準の読取り/書込みデータベースとして使用するためにソース・データベースからクローンを切断すると、リフレッシュ可能クローンの作成時に指定した名前が保持されます。したがって、リフレッシュ可能クローンの作成時、「のクローン」接頭辞を使用した表示名を指定しない方がよい場合もあります。
    • データベース名: データベース名を指定します。文字と数字のみで構成される必要があります。最大長は30文字です。同じリージョン内の同じテナンシの複数のAutonomous Databaseに同じデータベース名を使用することはできません。

  4. データベースを構成します。
    • OCPU数 データベースのCPUコアの数を指定します。

    • 自動スケーリング 自動スケーリングは、デフォルトで有効になっています。このオプションの選択を解除して自動スケーリングを無効にできます。自動スケーリングでは、最大3倍のCPUおよびIOリソースを自動的に使用してワークロードの要求に対応します。

    ノート

    リフレッシュ可能クローンのストレージは、ソース・データベースと同じサイズに設定されます。リフレッシュ可能クローンのストレージ・サイズを変更するには、ソース・データベースのストレージ値を変更する必要があります。
  5. ネットワーク・アクセスの選択
    ノート

    Autonomous Databaseのクローニング後、クローン・インスタンスに対して選択したネットワーク・アクセス・オプションを変更できます。
    • すべての場所からのセキュア・アクセス

      デフォルトでは、すべての場所からのすべてのセキュアな接続が許可されます。

    • 許可されたIPおよびVCN限定のセキュア・アクセス

      このオプションは、指定したアクセス制御リスト(ACL)に従ってデータベースへの接続を制限します。Autonomous Databaseに複数のACLを追加するには、「+アクセス制御ルール」をクリックします。

      詳細は、インスタンスのプロビジョニング時またはクローニング時のアクセス制御リストの構成を参照してください。

    • プライベート・エンドポイント・アクセスのみ

      このオプションは、プライベート・エンドポイント、プライベートIPおよびホスト名をデータベースに割り当てます。このオプションを指定すると、指定したVCNからのトラフィックのみが許可されます。すべてのパブリックIPまたはVCNからのデータベースへのアクセスはブロックされます。これにより、ネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)レベルでセキュリティ・ルール(イングレス/エグレス)を定義し、Autonomous Databaseへのトラフィックを制御できます。

      詳細は、インスタンスのプロビジョニング時またはクローニング時のプライベート・エンドポイントの構成を参照してください。

  6. ライセンス・タイプを選択します。
  7. 「Autonomous Databaseのクローンの作成」をクリックします。

Oracle Cloud Infrastructureコンソールで、リフレッシュ可能クローンが使用可能になるまで「状態」「プロビジョニング中...」と表示されます。

プロビジョニングが完了すると、「ライフサイクル状態」に「使用可能」と表示され、「モード」は「読取り専用」になります。

リフレッシュ可能クローンのウォレットをダウンロードしてデータベースに接続した後、データベースを使用して、問合せの実行やレポートおよびノートブックの作成などの読取り専用操作を実行できます。

リフレッシュ可能クローンを作成すると、Oracle Cloud Infrastructureコンソールに次のようなバナーが表示され、次のリフレッシュを完了する必要がある期限の日付を示すメッセージが表示されます(バナーには7日間のリフレッシュ制限が表示されます)。

adb_refreshable_clone_refresh_clone.pngの説明が続きます

リフレッシュ可能クローンのリフレッシュの詳細は、Autonomous Databaseでのリフレッシュ可能クローンのリフレッシュを参照してください。