リフレッシュ可能クローンに関するノート
Autonomous Databaseリフレッシュ可能クローンの制限事項とノートを示します。
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Always Free Autonomous Databaseでは、リフレッシュ可能クローンはサポートされていません。
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Autonomous Databaseでは、リフレッシュ可能クローンでの顧客管理暗号化キーの使用はサポートされていません。顧客管理暗号化キーを使用するソース・データベースからリフレッシュ可能クローンを作成することはできません。また、1つ以上のリフレッシュ可能なクローンがあるソース・データベースの顧客管理暗号化キーに切り替えることはできません。
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一連のリフレッシュ可能クローンをカスケードして作成することはできません。したがって、リフレッシュ可能クローンは、別のリフレッシュ可能クローンから作成できません。
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リフレッシュ可能クローンはバックアップまたはリストアできません。
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リフレッシュ可能クローンのADMINパスワードは、ソース・データベースから継承されます。リフレッシュ可能クローンのADMINパスワードを変更する場合は、ソース・データベースのADMINパスワードを変更し、クローンをリフレッシュしてクローンでADMINパスワードを有効にする必要があります。
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Oracle APEX (APEX) URLはリフレッシュ可能クローン読取り専用データベースでは機能せず、APEX URLはOracle Cloud InfrastructureコンソールおよびAutonomous Databaseサービス・コンソールで無効になります。APEX URLは、リフレッシュ可能クローンがソースから切断されると、読取り/書込みデータベースに対して有効になります。
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Oracle Machine Learningは、リフレッシュ可能クローン読取り専用データベースでは無効です。また、OMLユーザー管理URLは、Oracle Cloud InfrastructureコンソールおよびAutonomous Databaseサービス・コンソールで無効になります。
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Oracle Data Safeは、リフレッシュ可能クローン・インスタンスではサポートされていません。リフレッシュ可能クローンのソース・データベース内のデータ・セーフ・データ(ユーザー登録、データ・マスキングなど)は使用可能で、リフレッシュ可能クローンがソースから切断されると、データ・セーフを有効にできます。
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リフレッシュ可能クローンのソースAutonomous Databaseインスタンスのストレージをスケール・アップまたはスケール・ダウンすると、変更はすぐにデータベース・コンソールおよびリフレッシュ可能クローンの請求に反映されます。スケール・アップまたはスケール・ダウン操作後にリフレッシュ可能クローンがリフレッシュ・ポイントにリフレッシュされると、リフレッシュ可能クローン・ストレージに対応する変更が加えられます(ソース・データベースに合せてリフレッシュ可能クローン・ストレージがスケール・アップまたはスケール・ダウンされます)。
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名前の変更操作は、リフレッシュ可能クローン・インスタンスまたはリフレッシュ可能クローンのソースであるデータベースでは使用できません。
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リフレッシュ可能クローンの作成時にパッチ・レベルを設定することはできません。リフレッシュ可能クローンは、ソース・データベースと同じパッチ・レベルを持ちます。詳細は、パッチ・レベルの設定を参照してください。
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自動ワークロード・リポジトリ(AWR)のデータおよびレポートは、リフレッシュ可能クローンには使用できません。さらに、次のグラフなどのAWRデータに依存するグラフは使用できません:
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サービス・コンソールの「概要」ページの「実行中のSQL文」グラフ。
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サービス・コンソールの「概要」ページの「SQLレスポンス時間」グラフ。
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サービス・コンソールの「アクティビティ」ページの「期間」グラフ。
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1時間より前のパフォーマンス・ハブ・グラフ・データは使用できません。
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- Oracle Autonomous JSON Database (ワークロード・タイプJSON Database)の場合は、ソース・データベースに再接続するときに次の点に注意してください:
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リフレッシュ可能クローンを切断した後、クローンとソースの両方をOracle Autonomous Transaction Processing (ワークロード・タイプ: トランザクション処理)に昇格する場合、データベースをソースに再接続できます。
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リフレッシュ可能クローンを切断した後、ソース・データベースをOracle Autonomous Transaction Processing (ワークロード・タイプ: トランザクション処理)に昇格し、切断されたクローンを昇格しない場合は、再接続操作を実行する前に、切断されたクローンを昇格する必要があります。
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リフレッシュ可能クローンを切断した後、切断されたデータベースをOracle Autonomous Transaction Processing (ワークロード・タイプ: トランザクション処理)に昇格した場合、依然としてソースに再接続できますが、再接続されたデータベースは昇格された状態のままです。
詳細は、Autonomous Transaction Processingへの昇格を参照してください。
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