オブジェクト権限の構成

サブジェクト領域とその要素などのオブジェクトの権限を、すぐに使用できるロールまたはカスタム作成職務ロールで構成します。

サブジェクト領域とその要素は、オブジェクト権限の構成(デフォルトの単一ステップ)を使用して保護します。この単一ステップを編集して、サブジェクト領域、その要素およびこれらを保護するための職務ロールを指定します。保護できる要素は、メイン・ブランチからのものです。したがって、新しく追加したオブジェクトを保護する必要がある場合は、セキュリティを構成する前に、新しく追加したオブジェクトを含むブランチがメイン・ブランチとマージされていることを確認する必要があります。カスタム作成ロールが使用できなくなった場合、そのロールのセキュリティ構成は、既存の「オブジェクト権限の構成」ステップで自動的に更新されます。

主要なメトリックやワークブックなどのフロントエンド・オブジェクトについては、該当する職務ロールと対応するアクセスを追加して、各オブジェクトの権限を個別に設定します。

デフォルトでは、職務ロール別の権限のリストには、サブジェクト領域または選択したサブジェクト領域の要素に設定された明示的な権限が表示されます。さらに権限を追加する場合は、リストから職務ロールを選択し、必要な権限を設定します。設定できる権限レベルは次のとおりです。
  • デフォルト(親要素から継承)。
  • アクセスなし(各サブジェクト領域またはその要素へのアクセスを拒否)
  • 読取り専用(各サブジェクト領域またはその要素を読み取るためのアクセス)。

保護する必要があるすべてのサブジェクト領域またはサブジェクト領域要素に対して操作を繰り返します。

  1. サービスにサインインします。
  2. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「セマンティック・モデル拡張」をクリックします。
  3. 「セマンティック・モデル拡張」ページで、「セキュリティ構成」をクリックします。
    既存のセキュリティ構成および事前作成済のオブジェクト権限関連ステップが表示されます。
  4. 「セキュリティ構成」リージョンで、事前作成済の「オブジェクト権限の構成」を検索し、マウス・ポインタを重ねて「アクション」を表示し、「編集」をクリックします。
  5. ウィザードのステップ1で、「次へ」をクリックします。
  6. ウィザードのステップ2で、サブジェクト領域または要素を選択し、対応する必要な権限をリストから選択した職務ロールに設定して、「次」をクリックします。
  7. 変更内容を確認し、「終了」をクリックします。