Oracle Autonomous DatabaseからOracle Fusion Data Intelligenceへのデータのロード(プレビュー)

サービス管理者は、Oracle Fusion Data Intelligence抽出サービスを使用して、Oracle Autonomous Databaseからデータを取得し、それを使用してデータ拡張を作成できます。

5つの自律型データベースへの接続を作成できます。接続の数に応じて、この接続を作成する前に、Oracle Autonomous Database 1Oracle Autonomous Database2などのオプションが「機能の有効化」ページで有効になっていることを確認してください。プレビュー機能を使用可能にする方法を参照してください。
ノート

現在、プライベート自律型トランザクション処理データベース(ATPデータベース)に接続できません。
  1. Oracle Fusion Data Intelligenceで、次の手順を使用して自律型データベース接続を作成します。
    1. Oracle Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「データ構成」をクリックします。
    2. 「データ構成」ページで、「接続の管理」をクリックします。
    3. 「接続の管理」ページで、「作成」をクリックし、「接続」をクリックします。
    4. 「接続の作成」で、「使用タイプ」「データ抽出」を選択し、接続数に応じて、接続タイプとして「Oracle Autonomous Database 1」または「Oracle Autonomous Database2」などのオプションを選択します。

      Oracle Autonomous Database接続オプション

    5. Oracle Autonomous Database接続のダイアログで、ソース接続に次の詳細を指定し、「保存して次へ」をクリックします:
      • 「接続タイプ」「標準」を選択します。
      • 通知を受信する電子メール・アドレスを「通知電子メール」に入力します。
      • 「ユーザー名」および「パスワード」に、データベースにアクセスするための資格証明を入力します。
      • 「サービス」にデータベース・サービスの詳細を入力します。
      • Walletで、データベース・ウォレットの詳細をドラッグ・アンド・ドロップします。

      「ソース接続」タブが表示された「Oracle Autonomous Databaseの接続の作成」ダイアログ

    6. Oracle Autonomous Database接続のダイアログで、Extract構成に次の詳細を指定し、「保存」をクリックします:
      • 「増分戦略」で、データベース構成と互換性のある増分戦略(フラッシュバック、Golden GateまたはRowSCN)を選択します。
      • 「初期抽出日列パターン」で、ソース内のパターンに一致する初期抽出日パターンを指定します。
      • 「最終更新日列パターン」で、ソース内のパターンに一致する最終更新日パターンを指定します。
      • 「包含リスト」で、「はい」または「いいえ」を選択して、前述のデータストアのリストを増分戦略に含めるかどうかを選択します。
      • 「含める/除外する増分データストアのリスト」に、データストア名のカンマ区切りリストを入力します。

        指定しない場合、コネクタはすべてのデータストアに対して増分戦略を使用します。IS_INCLUSION_LIST=trueを指定した場合、指定されたリストのみが、指定された増分戦略を使用します。指定され、IS_INCLUSION_LIST=falseの場合、指定されたリストでは増分戦略が使用されません。INCREMENTAL_STRATEGYプロパティが使用可能な場合、コネクタはすべての戦略にIS_INCLUSION_LISTおよびINCR_DATASTORES_LISTを使用します。使用できない場合、FLASHBACKでは、コネクタはENABLE_FLASHBACK_INCREMENTALおよびFBA_INCR_DATASTORES_EXCEPTION_LISTが指定されているかどうかをチェックし、ROWSCNではENABLE_ORA_ROWSCN_INCREMENTALおよびROWSCN_INCR_DATASTORES_EXCEPTION_LISTが指定されているかどうかをチェックします。

      • 「大/小文字が区別されるデータ・ストア」で、「はい」または「いいえ」を選択します。
      • 「スキーマ名」に、データの抽出元となるスキーマ名を入力します。
      • 「データ・ストア名パターン」で、抽出するデータ・ストアの名前パターンを指定します。この値を指定すると、コネクタはパターンに一致するデータ・ストアのみを抽出します。
      • 接続の保存時にメタデータがリフレッシュされるように、「メタデータのリフレッシュ」トグルが有効になっていることを確認します。必要に応じて、後で「接続の管理」ページの「アクション」メニューからメタデータをリフレッシュできます。
        ノート

        メタデータ抽出を実行しないかぎり、自律型データベースの拡張を作成できません。

      「Extract構成」タブが表示された「Oracle Autonomous Databaseの接続の作成」ダイアログ

  2. 「接続の管理」ページで、自律型データベース接続に対して「アクション」を選択し、「接続のテスト」を選択します。
  3. 接続を削除するには、接続の管理ページで、該当する接続の「アクション」をクリックし、「削除」を選択します。
    ノート

    データ接続を削除する前に、データ接続に関連する機能領域、データ拡張およびカスタム・データ構成を削除してください。削除されたデータ接続からウェアハウスへのデータの更新またはロードはできません。
  4. 接続が正常に確立されたら、「データ構成」ページに移動し、「データ・ソース」で接続を選択し、「データ拡張」タイルをクリックして、自律型データベース・データを使用してデータ拡張を作成します。適用可能な自律型データベース・ソース表を選択します。データの拡張を参照してください。