SalesforceからFusion Data Intelligenceへのデータのロード
サービス管理者は、Fusion Data Intelligence抽出サービスを使用して、Salesforce SaaSインスタンスからデータを取得し、それを使用してデータ拡張を作成できます。
- ターミナルで次のコマンドを実行して、キーストア・ファイルを生成します。
openssl pkcs12 -export -inkey server.key -in server.crt -name YOUR_KEY_NAME -passout pass:YOUR_PASSWORD -out keystorefile.p12
YOUR_KEY_NAMEおよびYOUR_PASSWORDを必要な値に置き換え、生成された
keystorefile.p12
ファイルを保存して、Salesforceソースへの接続の作成時に後でアップロードします。 - Fusion Data Intelligenceで、次の手順を使用してSalesforceデータ接続を作成します。
- Fusion Data Intelligenceコンソールで、「アプリケーション管理」の下の「データ構成」をクリックします。
- 「データ構成」ページで、「接続の管理」をクリックします。
- 「接続の管理」ページで、「作成」をクリックし、「接続」をクリックします。
- 「接続の作成」で、「使用タイプ」で「データ抽出」を選択し、接続タイプとして「Salesforce」を選択します。
- Salesforce接続のダイアログ・ボックスで、「接続タイプ」で「標準」を選択し、「通知電子メール」で通知を受信する電子メール・アドレスを入力します。
- 「認可タイプ」で、認可のタイプとして「基本認証」またはOAuthを選択できます。「Basic Authentication」を選択した場合、次のようになります。
- Salesforceソースの資格証明を「ユーザー名」および「パスワード」に入力します。ここで説明するユーザーは、ウェアハウスにデータを抽出するために、Salesforceシステム内のすべてのデータにアクセスできる必要があります。
- 「セキュリティ・トークン」で、Salesforceアカウントからセキュリティ・トークンをコピーして貼り付けます。これは英数字のコードで、特殊文字を含めることができますが、表示されません。暗号化され、次のように表示されます。
- 「サンドボックス環境」で、Salesforceソースがテスト環境またはサンドボックス環境の場合は「はい」を選択し、それ以外の場合は「いいえ」を選択します。
OAuthを選択した場合は、次の追加値を入力します:- 「クライアントID」に、Salesforceインスタンス内のSalesforceアプリケーションを表す一意の識別子を入力します。これは、Salesforceアカウントにサインインすると表示されます。
- KeyStoreファイルで、秘密キーと証明書(サーバーの公開キーや署名証明書など)の両方を含むことができるPKCS#12ファイル形式(拡張子.p12で示される)のファイルを指定します。
- KeyStoreパスワードに、指定したキーストア・ファイルにアクセスするためのパスワードを入力します、
- 「キーストア・キー名」で、指定したキーストア・ファイルの一意の名前(識別子または別名)を指定します。
- 接続の保存時にメタデータがリフレッシュされるように、「メタデータのリフレッシュ」トグルが有効になっていることを確認します。 必要に応じて、後で「接続の管理」ページの「アクション」メニューからメタデータをリフレッシュできます。ノート
メタデータ抽出を実行しないかぎり、Salesforceの拡張は作成できません。 - 「保存」の順にクリックします。
- 「接続の管理」ページで、Salesforce接続の「アクション」を選択し、「接続のテスト」を選択します。
- 接続を削除するには、接続の管理ページで、該当する接続の「アクション」をクリックし、「削除」を選択します。ノート
データ接続を削除する前に、データ接続に関連する機能領域、データ拡張およびカスタム・データ構成を削除してください。削除されたデータ接続からウェアハウスへのデータの更新またはロードはできません。 - 接続が正常に確立されたら、「データ構成」ページに移動し、「データ・ソース」で接続を選択し、「データ拡張」タイルをクリックして、Salesforceデータを使用してデータ拡張を作成します。適用可能なSalesforceソース表を選択します。データの拡張を参照してください。