APM Dotnetエージェントでのブリッジ・トレースの構成

この機能は、トレースごとの過剰なスパン数のケースを排除するように設計されています。1つのコールで作成されるスパンが多すぎる場合、エージェントは必要なオーバーヘッドよりも大きくなる可能性があり、時間スパン数も増加し、予想よりも高い料金が発生する可能性があります。これが問題になる場合には、再帰的コール(意図的かどうか)、生成されたコードによって、トランザクションごとに実行されたSQLの数が多くなります。

  • ブリッジ機能を使用すると、ユーザーはコールあたりの最大スパン数を制限できます。また、「価値がない」とみなされるスパンを除外する方法も提供されます(たとえば、大量の非常に高速なSQLなど)。
  • プローブ固有のカウント制限、スパン名ベースの除外、およびしきい値は、構成セクションの説明に従ってコールごとに構成できます。
  • デフォルト設定では、各コールを100スパンに制限します。
  • 削除されたスパンに関する基本的なサマリー統計は、コールごとに収集できます。

次に、コール当たりのODPスパンの最大数を50に制限し、2ミリ秒未満で実行されるSQLを除外する設定の例を示します。summarizeオプションを有効にすると、エージェントは、dropped span countavg dropped span durationmin dropped span timemax dropped span timedropped span error countというメトリックを親スパンに追加します。

OTEL_DOTNET_ABRIDGE_SUMMARIZE=true
OTEL_DOTNET_ABRIDGE_PROBE_SPAN_LIMIT_odp=50
OTEL_DOTNET_ABRIDGE_PROBE_THRESHOLD_DURATION_odp=2

構成