APM Javaエージェントのアップグレード

APM Javaエージェントを、使用可能な最新バージョンにアップグレードできます。

APM Javaエージェントのアップグレードは、APM Javaエージェント・インストーラ・ファイルの新しいバージョンをプロビジョニングすることでサポートされます。

新しいAPM Javaエージェントはエージェントの実行中に既存のエージェント宛先にプロビジョニングでき、アップグレード・プロセス中に既存の実行中エージェント・インスタンスが更新されることはありません。新しいエージェントは、アプリケーション・サーバーの再起動後にのみ使用されます。

アップグレード・プロセスでは次のことが行われます:
  • すべてのバイナリおよびベース構成は、バージョン管理されたインストール・ディレクトリにプロビジョニングされます。
  • 現在のバージョンの構成ファイルは、バージョン管理された構成ディレクトリにコピーされて、アップグレードされます。
APM Javaエージェントをアップグレードするには、次を実行します:
  1. provision-agent-upgradeアクションで、エージェント・インストーラを実行します。
    java -jar apm-java-agent-installer-<version>.jar provision-agent-upgrade -destination=<parent_directory_of_oracle-apm-agent>
    例:
    java -jar apm-java-agent-installer-1.1.jar provision-agent-upgrade -destination=/home/user

    追加のアップグレード・オプションを表示するには、次を実行します:

    java -jar apm-java-agent-installer-<version>.jar provision-agent-upgrade -help
  2. アプリケーション・サーバーを再起動します。

    エージェント・アップグレードをプロビジョニングした後、アップグレードした新しいバージョンのエージェントを使用するためには、アプリケーション・サーバーを再起動する必要があります。