DNSモニターの属性

トレース・エクスプローラのトレース(ルート・スパン)およびスパン属性は、スパンにタグ付けすることによって定義されます。これにより、アプリケーションの様々な層の効果的なモニタリングが可能になります。

属性は、スパンにアタッチされたキーと値のペアで、スパン内で実行される操作に関する追加情報とコンテキストを提供します。トレースには、トレースのみの属性とルート・スパンのすべてのスパン属性があります。

トレース・エクスプローラでは、属性を使用してトレースとスパンを問合せおよびフィルタできます。属性には、トレース・エクスプローラの「属性」パネルで使用可能なディメンション(文字列属性)とメトリック(数値属性)の2つのタイプがあります。

この項では、可用性モニタリングからDNSモニターに適用可能な即時利用可能な属性の完全なリストを示します。次の表には次のものが含まれます。

  • 名前: 属性の名前。
  • 説明: 属性の簡単な説明。
  • トレース/スパン: 属性の可用性。属性は、トレース、スパンまたはその両方に使用できます。
  • タイプ: 属性のタイプ: ディメンションまたはメトリック。
名前 説明 トレース/スパン タイプ
DNSConfigType

モニターのDNS構成のタイプを提供します。指定可能な値は、SERVERTRACEまたはDNSSECです。

スパン属性 ディメンション
FinalQueryTime

トレースにおける最後の問合せの解決時間。

DNS構成タイプがTRACEの場合にのみ公開されます。

スパン属性 メトリック
IsDnsDataAvailable DNSレスポンス・ファイルが使用可能かどうかを示します。 スパン属性 ディメンション
ResolutionTime

指定されたドメインの特定のネームサーバーのクエリーにかかる時間。

DNS構成タイプがSERVERの場合にのみ公開されます。

スパン属性 メトリック
TotalQueries

トレースを生成するために使用された問合せの数。

DNS構成タイプがTRACEの場合にのみ公開されます。

スパン属性 メトリック