Oracle Functionsのトレースの構成

Application Performance MonitoringはOracle Functionsと統合されており、Oracle Functionsユーザー・インタフェースで有効化できます。これにより、Oracle Functionsの開発者およびオペレータは、Application Performance Monitoringでファンクション・トレース・データをアップロードおよびモニターし、パフォーマンスの問題をより迅速に診断して、ファンクション呼出しの可観測性を改善できます。

Oracle FunctionsはサーバーレスのFunctions-as-a-Service (FaaS)プラットフォームであり、開発者は、コンピュートおよびネットワーク・インフラストラクチャのプロビジョニングや管理を行わずにイベント駆動型のビジネス・ロジックを作成して実行できます。Oracle Functionsの一部または全体を使用するアプリケーションでは、Application Performance Monitoringのトレース機能を使用してサーバーレス・コンポーネントを自動的にモニターできるため、ファンクション内外の潜在的なパフォーマンス問題を可視化できます。即時利用可能な統合を有効にすると、Oracle Functionsはデフォルトの「ファンクション呼出し」スパンをApplication Performance Monitoringに対して発行します。開発者は、Zipkinトレーサを使用して、ファンクションおよびファンクション・コード内の機能からのダウンストリーム・コールがトレースされるように追加のスパンを構成できます。

詳細情報: