問合せの編集

上の表にリストされている句を使用し、即時利用可能な問合せを編集できます。

ここでは、問合せを編集して、特定のユーザーJohn Doeが開始したトレースを表示する方法を表すシナリオ例を示します:

  1. 「トレース・エクスプローラ」ページに移動します。
  2. 適切なコンパートメント、APMドメインおよび期間が選択されていることを確認します。
  3. 「トレース」クイック・ピック・ボタンをクリックします。

    このタブの即時利用可能な問合せが表示されます。

  4. オプションで、「フィールド」リスト内のユーザー名ディメンション(UserName)を検索します。
  5. 問合せの最後にand UserName like '%John Doe%'を追加します:
    show (traces) TraceStatus as Status,
        TraceFirstSpanStartTime as "Start Time",
        ServiceName as Service,
        OperationName as Operation,
        TraceDuration as Duration,
        span_summary() as Spans,
        ErrorCount as "Span Errors"
      where (ApmrumPageUpdateType <> 'Click' or ApmrumPageUpdateType is omitted) and UserName like '%John Doe%'

    リストは、John Doeが開始したトレースのみが表示されるようにフィルタされます。

ここでは、問合せを編集してトレース・データをカスタマイズできるシナリオの例をいくつか示します:

  • 市区町村または国別にトレースを表示: group by GeoCity句を使用します。
  • 実行場所のアプリケーション・サーバー別に操作を表示: where OperationName='<name of the operation>' group by DisplayName句を使用します。
  • 選択した期間に100回未満実行されたSQLの数を表示: where DbStatement is not omitted group by DbStatement having count(*) < 100句を使用します。