APM Javaエージェント・デプロイメントの確認

ユーザー・インタフェースを確認し、ログを調べることで、APM Javaエージェント・デプロイメントが成功したかどうかを確認できます。

ユーザー・インタフェースの確認: トレース・エクスプローラ

APM Javaエージェントが正常にデプロイされた後は、トレース・エクスプローラに移動して、アプリケーション・サーバーからのトレース・データがアップロードされているかどうかを確認できます。詳細は、トレース・エクスプローラでのトレースのモニターを参照してください。

APM Javaエージェントのログの調査

APM Javaエージェントが正常にデプロイされると、新しいlogディレクトリが<Destination Directory>/oracle-apm-agent内に作成されます。<Destination Directory>は、APM Javaエージェントがプロビジョニングされる場所です(たとえば、Oracle WebLogic Serverの場合は$DOMAIN_HOME)。

APM Javaエージェント・デプロイメントが成功したかどうかを確認するには:

  1. 次のコマンドを実行して、logディレクトリが作成されていることを確認します:
    cd <Destination Directory>/oracle-apm-agent
    ls -l
  2. logディレクトリに次のログ・ファイルが含まれていることを確認します:
    • AgentErrors.log
    • Agent.log
    • AgentStartup.log
    • AgentStatus.log

    予期されるログ・ファイルがすべて作成されていなければ、APM Javaエージェント・デプロイメントは成功していません。

  3. AgentStartup.logファイルを開き、次のメッセージが表示されていることを確認します:

    Agent successfully initialized

  4. AgentStatus.logファイルでエージェント・アクティビティを探します。

    APM Javaエージェントは、トレース・データの収集およびApplication Performance Monitoringへのアップロードを開始すると、AgentStatus.logファイルに短いステータス・メッセージを記録します。これは、APM Javaエージェントがアクティブであることを示しています。

前述の検証ステップが失敗した場合は、アプリケーション・サーバーの実行中のプロセスのコマンドラインにjavaagentがあることを確認します。

例: 次のコマンドを実行して、APMエージェントを使用してアプリケーション・サーバー・プロセスをリストします:
ps -ef | grep ApmAgent
前述のコマンドでアプリケーション・プロセスがリストされない場合は、環境変数がアプリケーション・サーバー起動オプションを上書きしていないことを確認してください。例: Apache Tomcatを使用している場合は、CATALINA_OPTSsetenv.shまたは外部設定を介して他の場所で上書きされないことを確認してください。