リモート・カタログおよびデータベースの問合せに関連する概念
リモート・カタログを使用した問合せには、次の概念を理解する必要があります。
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カタログ: カタログは、スキーマや表などのデータ・アセットを編成して記述するメタデータ・レイヤーです。これは、データベースと外部データ・ソース間のブリッジとして機能します。カタログには1つ以上のスキーマが含まれ、各スキーマには複数の表を含めることができます。これらのスキーマおよび表は、データの論理的な編成を表します。
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外部カタログ: ローカルに接続されたADB以外のシステム(他のADB、リモート・データベース、共有、外部データ・カタログなど)のメタデータを格納するカタログです。
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DBリンク: DBリンクは、Oracleデータベースからリモート・データベースに接続するメカニズムです。これにより、ローカル・オブジェクトであるかのように、リモート・データベース内の表、ビューおよびその他のオブジェクトにアクセスできます。これにより、リモート・データベース内のデータの問合せが可能になります。この機能の目的は、DBリンクをカタログ・タイプとして扱うことです。DBリンクを介して接続されたリモート・データベースのデータ・ディクショナリは、カタログとみなすことができます。
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カタログのマウント: マウントされたカタログとは、Autonomous Databaseがカタログにアクティブな接続を持ち、データベースがそのデータセットにアクセスして問い合せることができるカタログのことです。Oracle Autonomous Databaseは、AWS GlueやDatabricksなどの外部データ・ソースからのカタログのマウントをサポートしています。
親トピック: リモート・カタログおよびデータベースの問合せ