Autonomous AI Databaseでの顧客管理対象Oracle REST Data Servicesについて

Oracle REST Data Servicesの構成および管理を手動制御する場合は、顧客管理対象環境を使用します。たとえば、このオプションは、アプリケーションに多数の接続プールが必要な場合や、ORDS構成オプションをより詳細に制御する必要がある場合に使用します。

ORDSが顧客管理対象環境で実行される場合、ORDSの構成、パッチ適用およびメンテナンスを行います。既存の自律型管理対象サーバーORDSに加えて顧客管理対象ORDSを使用するようAutonomous AI Databaseを構成した後、使用環境を経由してORDS HTTPSトラフィックがルーティングできます。デフォルトのAutonomous AI Database WebサーバーおよびORDSがまだ実行中であり、ORDSトラフィックは顧客管理環境で実行中のORDSに移動します。これにより、Autonomous AI Database用の追加のHTTPSソリューションと代替HTTPSソリューションが提供されます。

ORDSの顧客管理環境をインストールして構成すると、Autonomous AI Databaseで使用可能なデフォルトのOracle管理対象ORDSでは使用できない構成オプションを指定してORDを実行できます。

詳細は、「Autonomous Databaseでの顧客管理対象ORDSのインストールと構成」を参照してください。

ORDSの顧客管理対象環境のインストールと構成は、Autonomous AI Database Serverlessでのみサポートされています。自律型AIデータベースは、レイクハウス、トランザクション処理またはJSONデータベースのワークロード・タイプの1つに対して構成する必要があります。