Autonomous Databaseのオブジェクト・ストアとディレクトリ間でのファイルのコピー

ディレクトリからオブジェクト・ストアにファイルをコピーするには、プロシージャDBMS_CLOUD.PUT_OBJECTを使用します。DBMS_CLOUD.GET_OBJECTプロシージャを使用して、オブジェクト・ストアからディレクトリにファイルをコピーします。

たとえば、ファイルをオブジェクト・ストアからstageディレクトリにコピーするには、次のコマンドを実行します:

BEGIN
   DBMS_CLOUD.GET_OBJECT(
   credential_name => 'DEF_CRED_NAME',
   object_uri => 'https://objectstorage.usphoenix-1.oraclecloud.com/n/namespace-string/b/bucketname/o/cwallet.sso',
   directory_name => 'STAGE');
END;
/

リソース・プリンシパル資格証明を有効にする場合、Oracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストアにアクセスするための資格証明の作成は必要ありません。詳細は、リソース・プリンシパルを使用したOracle Cloud Infrastructureリソースへのアクセスを参照してください。

この例では、namespace-stringはOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ・ネームスペースで、bucketnameはバケット名です。詳細は、オブジェクト・ストレージ・ネームスペースの理解を参照してください。

ADMIN以外のユーザーでDBMS_CLOUD.GET_OBJECTを実行するには、そのユーザーにディレクトリに対する書込み権限を付与する必要があります。

ADMIN以外のユーザーでDBMS_CLOUD.PUT_OBJECTを実行するには、そのユーザーにそのディレクトリに対する読取り権限を付与する必要があります。

詳細は、「GET_OBJECTプロシージャおよびファンクション」および「PUT_OBJECTプロシージャ」を参照してください。