ソース・データベースへのリフレッシュ可能クローンの再接続

切断されたクローンをソース・データベースに再接続するステップを示します。

リフレッシュ可能クローンを切断した後、次の24時間の再接続期間中はソース・データベースに再接続できます。再接続操作では、すべてのデータが、クローンが切断された時点に復元されます。

必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:

  • Oracle Cloudの横にあるナビゲーション・アイコンをクリックして、Oracle Cloud Infrastructureコンソールを開きます。

  • Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューで「Oracle Database」をクリックし、ワークロードに応じて「Autonomous Data Warehouse」「Autonomous JSON Database」または「Autonomous Transaction Processing」のいずれかをクリックします。
  • 「Autonomous Databases」ページで、Autonomous Database「表示名」列の下のリンクから選択します。

次のように、データベースを再接続し、リフレッシュ可能クローンがソース・データベースから切断された時点まですべてのデータをリストアします:

  1. 「詳細」ページで、「その他のアクション」リストから「リフレッシュ可能クローンの再接続」を選択します。

    「リフレッシュ可能クローンの再接続」ダイアログが表示されます。

  2. 「リフレッシュ可能クローンの再接続」ダイアログで、確認のためにソース・データベース名を入力します。
    ノート

    再接続操作を実行するデータベースから挿入、更新または削除されたすべてのデータおよびメタデータは、データベースがソース・データベースに再接続されると失われます。
  3. 「リフレッシュ可能クローンの再接続」をクリックします。

Autonomous Databaseのライフサイクルの状態が「更新中」に変わります。

リフレッシュ可能クローンの再接続操作が完了すると、クローン上のOracle Cloud Infrastructureコンソールは次のように変更を示します:

  • 「モード」には「読取り専用」と表示されます。

  • 再接続操作の開始時にクローンが使用可能な場合、ライフサイクルの状態は「使用可能」に変わります。

  • 再接続操作の開始時にクローンが停止した場合、「ライフサイクル」状態には「停止済」と表示されます。

  • 「Autonomous Databaseの詳細」ページで、「クローン情報」領域が更新されます。「クローン・タイプ」にはリフレッシュ可能クローンが表示され、「クローン・ソース」にはソース・データベース・リンク、「リフレッシュ」リンク、「切断」リンクおよび「リフレッシュ・ポイント」には最終リフレッシュ・タイムスタンプが表示されます。

切断されたクローンのソース・データベースへの再接続に関するノート:

  • リフレッシュ可能クローンを切断した場合、再接続操作を使用できる時間は24時間です。再接続期間が過ぎると、再接続操作は使用できません。切断されたリフレッシュ可能クローンを再接続しない場合、Autonomous Databaseは標準の読取り/書込みデータベースであり、データベースをソース・データベースに再接続するオプションはなくなります。

  • リフレッシュ可能クローンのネットワークACLおよびプライベート・エンドポイント・ネットワーク構成オプションは、クローンがソース・データベースから切断されるときに変更できます。リフレッシュ可能クローンをソース・データベースに再接続する場合、再接続操作では、リフレッシュ可能クローンのネットワークACLまたはプライベート・エンドポイント・ネットワーク構成オプションはリストアされません。