データへのアクセスのためのクラウド・リンクの登録
クラウド・リンクを使用すると、Autonomous Databaseインスタンス上の読取り専用データにリモートでアクセスできます。
選択したオーディエンスのリモート・アクセス用の表を登録できます。スコープは、データにリモートでアクセスできるユーザーを示します。スコープは、データベースが存在するリージョン、個々のテナンシ、コンパートメントなどの様々なレベルに設定できます。元のスキーマおよびオブジェクト名以外のネームスペースと名前を指定できます。たとえば、ネームスペースFORESTの下に表を登録し、セキュリティ上の目的、またはネーミングを容易にする目的で、元のスキーマ名およびオブジェクト名以外のネームスペースと名前を指定できます。
表をクラウド・リンクに登録するには、表エンティティの横にある「アクション」をクリックし、「クラウド・リンクへの登録」を選択します。
次のフィールド値を指定します。
- クラウド・リンク・ネームスペース: 表を登録するネームスペースを入力します。たとえば、ADMINです。
- クラウド・リンク名: クラウド・リンクの名前を入力します。たとえば、Salesなどです。
- 説明: クラウド・リンクの説明を指定します。
- スコープ: 登録した表へのアクセスを許可されるユーザーおよび場所を指定します。
次のいずれかの使用可能なオプションを選択できます。
- MY$REGION: データ・セットを登録しているAutonomous Databaseインスタンスのリモート・データ・アクセス権を他のテナンシに付与できます。これは、最も制限の少ないスコープです。
- MY$TENANCY: データ・セットを登録しているAutonomous Databaseインスタンスのテナンシ内で、任意のリソース、テナンシ、コンパートメントまたはデータベースへのリモート・データ・権限を付与できます。このスコープは、MY$REGIONスコープ以上に制限されています。
- MY$COMPARTMENT: データ・セットを登録しているAutonomous Databaseインスタンスのコンパートメント内の任意のリソース、コンパートメントまたはデータベースへのリモート・データ・アクセス権を付与できます。
- OCID: データ・セットへのアクセスは、OCIDによって識別される特定のAutonomous Databaseインスタンスに対して許可されます。
「OK」をクリックして、選択した表のクラウド・リンクへの登録を終了します。
親トピック: カタログ・ツール