Node.jsおよびその他のスクリプト言語を使用した接続
Node.js、PHP、Ruby、R、Go、Perlなどの様々な言語のプログラムを使用して、Autonomous Database on Dedicated Exadata Infrastructureに接続できます。セキュリティはクライアント資格証明を使用して適用されます。
これらのスクリプト言語には、Oracle Call Interfaceライブラリを使用するデータベース・アクセスAPIまたはドライバが含まれます。Oracle Call Interfaceライブラリは、Oracle Full ClientまたはOracle Instant Clientのいずれかから使用できます。
言語ドライバとクライアント・ライブラリのインストール
スクリプト言語から専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous Databaseに接続するには、まず次のように言語ドライバとクライアント・ライブラリをインストールします:
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Instant ClientまたはFull Clientをインストールします。Full Clientでサポートされている最小バージョンはバージョン11.2.0.4です。Oracle Instant Clientの場合は、バージョン12.1.0.2以上を使用してください:
ほとんどのアプリケーションでは、Instant Clientで問題ありません。Instant Clientをインストールするには、次を実行します:
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Instant Clientのダウンロード・ページから目的のアーキテクチャを選択し、(ダウンロード・ページで入手可能な) Basicパッケージをダウンロードします: Oracle Instant Client
または、Basic Lightのグローバリゼーション制限が用途に合っていれば、目的のアーキテクチャのダウンロード・ページからBasic Lightパッケージをダウンロードします。
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ソース・コードから言語APIまたはドライバを構築する場合は、Instant Client SDKもダウンロードする必要があります: Oracle Instant Client
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選択したベース・パッケージを解凍します。たとえば、
C:\instantclient_12_2
または/home/myuser/instantclient_18_5
に解凍します。SDKもダウンロードする場合は、それを同じディレクトリに解凍します。 -
Windowsでは、「環境変数」ペインの「システム変数」セクションで、
PATH
変数にパスを追加します(たとえば、C:\instantclient_12_2
を追加します)。Windows 8では、「コントロール パネル」→「システム」→「システムの詳細設定」→「環境変数」に移動して、PATH
変数設定領域にアクセスします。複数のバージョンのOracleライブラリがインストールされている場合は、必ず新しいディレクトリをパスの最初に配置してください。 -
Windows以外のプラットフォームでは、シンボリック・リンクが存在していなければ作成します。例:
cd /home/myuser/instantclient_18_5 ln -s libclntsh.so.18.1 libclntsh.so
システムに影響を受けるOracleソフトウェアが他になければ、Instant Clientをランタイム・リンク・パスに追加します。例:
sudo sh -c "echo /home/myuser/instantclient_18_5 > /etc/ld.so.conf.d/oic.conf" sudo ldconfig
または、アプリケーションを実行する各シェル内にライブラリ・パスを設定します。例:
export LD_LIBRARY_PATH=/home/myuser/instantclient_18_5:$LD_LIBRARY_PATH
ノート
Linux Instant Clientのダウンロード・ファイルは、.zip
ファイルまたは.rpm
ファイルとして入手できます。いずれのバージョンも使用できます。
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Oracle Databaseに関連する言語ドライバをインストールします:
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Node.js: Node.js用のnode-oracledbをインストールするには、次のページの手順を使用します: node-oracledbのインストール。
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ROracle: R用のROracleをインストールするには、次のページの手順を使用します: ROracle
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PHP: PHP用のPHP OCI8をインストールするには、次のページの手順を使用します: OCI8を使用したPHPの構成。
Windows DLLはhttp://php.net/downloads.phpで入手可能です。また、PECL oci8からも入手可能です。
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PHP PDO_OCI: PHP用のPHP PDO_OCIをインストールするには、次のページの手順を使用します: Oracle Functions (PDO_OCI)。
Windows DLLは、PHPに含まれているhttp://php.net/downloads.phpで入手可能です。
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Ruby: Ruby用のruby-oci8をインストールするには、次のページの手順を使用します: Oracle Instant Clientのインストール
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Perl用のDBD: Perl用のDBD::Oracleをインストールするには、
ORACLE_HOME
およびInstant Clientディレクトリへのライブラリ検索パス(LD_LIBRARY_PATH
やPATH
など)を設定し、次のページの手順を使用します: DBD::Oracle。
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Oracle Network Connectivityの有効化およびセキュリティ資格証明(Oracle Wallet)の取得
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クライアント・セキュリティ資格証明を取得して、Autonomous Databaseインスタンスに接続します。Autonomous Databaseへのアクセスに必要なクライアント・セキュリティ資格証明およびネットワーク構成設定が含まれるzipファイルを取得します。不正なデータベース・アクセスを防ぐために、このファイルとそのコンテンツを保護する必要があります。次のようにして、クライアント・セキュリティ資格証明ファイルを取得します:
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ADMINユーザー: 「DB接続」をクリックします。クライアント資格証明のダウンロードを参照してください。
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他のユーザー(非管理者): Autonomous Databaseの管理者からOracle Walletを取得します。
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クライアント資格証明(ウォレット)ファイルを抽出します:
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クライアント資格証明zipファイルを解凍します。
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Instant Clientを使用している場合は、必要に応じてInstant Clientディレクトリ下に
network/admin
サブディレクトリ階層を作成します。次に、ファイルをこのサブディレクトリに移動します。たとえば、アーキテクチャやクライアント・システム、およびInstant Clientをインストールした場所に応じて、ファイルは次のディレクトリにあります:C:\instantclient_12_2\network\admin
または
/home/myuser/instantclient_18_5/network/admin
または
/usr/lib/oracle/18.5/client64/lib/network/admin
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フルOracle Clientを使用している場合は、ファイルを
$ORACLE_HOME/network/admin
に移動します。
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または、解凍したウォレット・ファイルを安全なディレクトリに配置し、
TNS_ADMIN
環境変数をそのディレクトリ名に設定します。
ノート
zipファイルからの必要なファイルは次のファイルのみです:tnsnames.ora
、sqlnet.ora
、cwallet.sso
およびewallet.p12
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アプリケーションの実行
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データベース・ユーザー名、パスワード、および解凍した
tnsnames.ora
ファイルで指定されているOracle Net接続名を使用して接続するようにアプリケーションを更新します。たとえば、atpc_user
、password、および接続文字列atpc_low
を使用します。 -
または、
tnsnames.ora
の接続文字列を、アプリケーションで使用される文字列と一致するように変更します。 -
アプリケーションを実行します。
親トピック: Autonomous Databaseへの接続