Exadataインフラストラクチャ・リソースの作成
Exadataインフラストラクチャ・リソースは、「Exadataインフラストラクチャ」ページから作成します。
必要なIAMポリシー
manage cloud-exadata-infrastructures
use vnic
use subnet
関連LiveLabs
この手順を試してみる場合は、フリート管理者専用Oracle Autonomous Databaseワークショップの次のラボを参照してください:- ラボ2: 専用インフラストラクチャでのAutonomous Database用のクラウドExadataインフラストラクチャのプロビジョニング
- 演習4: Exadata Cloud@Customer上のAutonomous Database用のExadataインフラストラクチャのプロビジョニング
手順
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Oracle Cloud Infrastructureコンソールで、Autonomous Databaseに移動します。
手順については、Oracle Cloud InfrastructureコンソールでのAutonomous Databaseへのアクセスを参照してください。
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サイド・メニューのAutonomous Databaseリソース・タイプのリストで、「Exadataインフラストラクチャ」をクリックします。
現在のコンパートメント内のExadataインフラストラクチャ・リソースのリストが表示されます。
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サイド・メニューの「コンパートメント」リストで、Exadataインフラストラクチャ・リソースを作成するコンパートメントを選択します。
Exadataインフラストラクチャ・リソースのリストがリフレッシュされて、選択したコンパートメント内のものが表示されます。
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「Exadata Infrastructureの作成」をクリックします。
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「Exadataインフラストラクチャの作成」ページで、次の値を入力または選択します:
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コンパートメント: Exadataインフラストラクチャ・リソースを作成するコンパートメントを選択します。
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表示名: リソースを簡単に識別できるようにするわかりやすい説明またはその他の情報。表示名は一意である必要はなく、必要なときにいつでも変更できます。
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可用性ドメイン: リソースを配置する可用性ドメインを選択します。
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Exadataシステム・モデル: このリソースに割り当てるOracle Exadata Database Machineのタイプを選択します。
モデルおよびその構成の容量情報については、「インフラストラクチャ・シェイプの特性」を参照してください。
ノート
「ベース・システム」オプションを選択して、ハードウェア容量が削減されたベース・システムを割り当てることもできます。ベース・システムは、X7およびX8システムと同様に、単一のAVMクラスタをサポートします。Exadataベース・システムにプロビジョニングされたExadataインフラストラクチャ・リソース上に複数のVM - Autonomous VMクラスタ(AVMC)を作成することはできません。 -
Exadataシステム・シェイプ: 上で選択したExadataシステム・モデルのExadataシステム・シェイプを選択します。
ノート
Oracle Public Cloud上のX8M-2およびX9M-2システムおよびExadata Cloud@Customer上のX10Mシステムは、クォータ・ラック、ハーフ・ラック、フル・ラックなどの固定シェイプをサポートしていません。ノート
複数のVM Autonomous Databases機能の起動後にOracle Cloudで作成されたExadataインフラストラクチャ・リソースには、複数のVM - Autonomous VMクラスタ(AVMC)のみを作成できます。この制限に対処する必要があり、古いExadataインフラストラクチャ・リソースにAutonomous VMクラスタを追加する必要がある場合は、My Oracle Supportでサービス・リクエストを作成してください。サポート・リクエストを提出する方法については、My Oracle Supportでのサービス・リクエストの作成を参照してください。 - コンピュートおよびストレージ構成: Exadataインフラストラクチャ・リソースを構成するためのデータベースおよびストレージ・サーバーの数を指定します。
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Oracle Public Cloudの場合: X8M-2およびX9M-2システムの場合、デフォルト構成は2つのデータベース・サーバーと3つのストレージ・サーバーです。ただし、データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーについて、有効な範囲内で異なる値を選択できます。使用可能な値の範囲は、データベース・サーバーでは2から32、ストレージ・サーバーでは3から64です。
ノート
X7-2およびX8-2システムはクォータ・ラック、ハーフ・ラック、フル・ラックなどの固定シェイプをサポートしているため、これらのシステムのコンピュートおよびストレージを構成できません。 -
Exadata Cloud@Customerデプロイメントの場合: データベース・サーバーとストレージ・サーバーの数は、上で選択したExadataシステム・シェイプに基づいて事前に決定されます。データベース・サーバーに別の値を選択することはできませんが、要件に従ってストレージ・サーバーに別の値を選択できます。
ノート
X10Mシステムの場合、上で選択したX10Mシェイプに応じて、有効な範囲内のデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーの数を選択できます。
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- 自動メンテナンス: オプションで、「スケジュールの変更」をクリックして自動メンテナンス・スケジュールを構成します。
その後、「スケジュールの指定」を選択し、スケジュールの月、週、日および時間を選択し、メンテナンス・スケジュールをデフォルト(Oracleで必要に応じてメンテナンスをスケジュールできる「プリファレンスなし」)から変更できます。Oracleからの今後のメンテナンスに関する通知メッセージを受信するリード・タイムを設定することもできます。カスタム・スケジュールの選択に関するガイダンスは、カスタマイズ可能なメンテナンス・スケジュールの設定を参照してください。
完了後、「メンテナンス・スケジュールの更新」をクリックします。
- 連絡先の電子メール: 運用通知およびお知らせには、最大10人の連絡先の電子メール・アドレスを指定できます。各電子メール・アドレスを入力した後、「連絡先の追加」をクリックします。
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タグを使用する場合は、「拡張オプションの表示」をクリックし、「タグ」タブを表示します。次に、タグ・ネームスペース、タグ・キーおよびタグ値を選択して、タグを追加します。タグ付けとは、テナンシ内のリソースを整理およびトラッキングできるメタデータ・システムです。専用Autonomous Databaseクラウド・リソースのタグ付けを参照してください。
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オプションで、「スタックとして保存」をクリックして、リソース構成をスタックとして保存できます。その後、スタックを使用し、リソース・マネージャ・サービスを介してリソースを作成できます。
「スタックとして保存」ダイアログに次の詳細を入力し、「保存」をクリックします。- 名前:オプションで、スタックの名前を入力します。
- 説明:オプションで、このスタックの説明を入力します。
- コンパートメントに保存: このスタックが存在するコンパートメントを選択します。
- タグ・ネームスペース、タグ・キーおよびタグ値: オプションで、スタックにタグを適用します。
リソース・マネージャで使用されるTerraform構成の要件と推奨事項は、リソース・マネージャのTerraform構成を参照してください。スタックで定義されたリソースをプロビジョニングするには、構成を適用します。
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「Exadata Infrastructureの作成」をクリックします。
Exadataインフラストラクチャ・リソースのリストがリフレッシュされ、新しいExadataインフラストラクチャ・リソースが使用可能になるまで、プロビジョニングというステータスで新しいリソースが表示されます。
Exadataインフラストラクチャ・リソースを作成すると、インフラストラクチャ請求が開始され、秒単位で請求されます。最小使用期間は48時間です。
親トピック: Exadataインフラストラクチャ・リソースの作成と管理