Autonomous Databaseを使用したアプリケーションの開発

データベースを使用するアプリケーションの開発は、独自のデータ・センター内のOracleデータベースを使用するアプリケーションの開発とよく似ています。データベースはOracle Autonomous Databaseで実行されており、テナンシ内でのみ使用可能な専用インフラストラクチャ上で実行されているため、継続的に利用可能な高パフォーマンスかつ高セキュリティのアプリケーションを開発するタスクを簡素化するいくつかの違いがあります:

  • 自動データベース管理。パッチ適用やバックアップの取得などの日常的なデータベース管理タスクは自動的に実行されるため、ユーザーはアプリケーションの開発に集中できます。詳細は、サービス・メンテナンスを参照してください。

  • 自動的な索引付けおよびパフォーマンス・チューニング。Oracle Autonomous Databaseのこれらの機能や他の機能により、データベースの構造の定義と改善にかかる時間を短縮する必要があります詳細については、Automatic Indexingを参照してください。

  • 事前構成済の継続的な可用性および高パフォーマンス。Oracleクライアントを介してデータベースに接続し、接続プールを使用してコーディングすると、接続のデータベース側ですでに構成されている継続的な可用性および高パフォーマンスの機能を自動的に利用できます。詳細は、「継続的な可用性のコード」および「接続プール」を参照してください。

  • ワークロード固有の事前定義済データベース・サービス。5組の事前定義済データベース・サービスを使用すると、実行する必要があるデータベース操作のタイプに適合するデータベース接続サービスを使用して、データベースに安全に接続できます。詳細は、Autonomous Databasesの事前定義済データベース・サービス名を参照してください。

開発者向けAutonomous Databaseは、開発者が新しいアプリケーションを構築およびテストするために使用できる無料のAutonomous Databaseです。It supports all the developer features and tools provided by Oracle Autonomous Database, except for Autonomous Data Guard, Database In-Memory, long-term backups, and auto-scaling.開発者データベースに含まれる主な開発者機能は、バックアップとリストア、パッチ適用、クローニング、APEX、ORDS、データベース・アクション、パフォーマンス・ハブ、メトリック、通知およびAPIです。