SQL*Loaderの使用
Oracle SQL*Loaderを使用して、クライアント・マシンのローカル・ファイルから専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous Databaseにデータをロードできます。
SQL*Loaderの使用は、少量のデータをロードする場合に適しています。これは、ロード・パフォーマンスがクライアントとAutonomous Database間のネットワーク帯域幅に依存するためです。大量のデータの場合は、Oracle Data Pumpを使用してクラウドのオブジェクト・ストレージからデータをロードすることをお薦めします。クラウド・オブジェクト・ストアからのロードの詳細は、「Oracle Data Pumpを使用したデータのロード」を参照してください。
最適なロード・パフォーマンスを得るために、次のSQL*Loaderパラメータを使用することをお薦めします:
readsize=100M bindsize=100M direct=N
SQL*Loaderパラメータの詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』を参照してください。
同時に複数のデータをロードする場合は、ファイルごとに別々のSQL*Loaderセッションを呼び出すことができます。
推奨パラメータを使用すると、Autonomous Databaseによって、一括ロード操作中に表のオプティマイザ統計が収集されます。推奨パラメータを使用しない場合は、「オプティマイザ統計」の説明に従って手動でオプティマイザ統計を収集するか、自動統計収集タスクが開始されるまで待機する必要があります。
SQL*Loaderの詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』を参照してください。
親トピック: Autonomous Databaseへのデータの移動