リソース作成時のタグの追加(OCIのIAM)
Compute Cloud@Customerでは、コンパートメントに定義されているタグのデフォルトは、タグのデフォルトの定義後に、そのコンパートメントまたはそのコンパートメントの子コンパートメントに作成されたすべてのリソースに自動的に追加されます。タグのデフォルトでは、リソースを作成するためのタグの値の入力が必要になる場合があります。
リソースの作成時に定義済タグおよびタグ・ネームスペースを適用するには、事前にOCIテナンシで構成する必要があります。定義済タグを参照してください。
フリーフォーム・タグは、リソースの作成時に作成および適用できます。フリーフォーム・タグを参照してください
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リソースの「作成」ダイアログで、「タグ付け」セクションまでスクロールします。
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「タグ・ネームスペース」を選択するか、「なし」を選択してフリーフォーム・タグを適用します。
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タグ・ネームスペースを選択した場合は、タグ・キーを選択して値を入力するか、リストから値を選択します。
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「なし」(フリーフォーム・タグを適用)を選択した場合は、タグ・キーを入力して値を入力します。
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別のタグを適用するには、「追加タグ」ボタンを選択します。
定義済タグに対して同じタグ・ネームスペースおよび同じタグ・キーを持つ複数のタグを指定したり、フリーフォーム・タグに対して同じタグ・キーを持つ複数のタグを指定することはできません。
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リソースのタグを確認するには、新しいリソースの詳細ページに移動します。
リソースの詳細ページで、「タグ」タブを選択して、このリソースに適用されるタグを表示します。
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リソースの作成時にリソースにタグを追加するには、リソース
create
またはlaunch
コマンドを使用します。-
リソースに追加する各タグの情報を取得します。
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リソースに追加する各定義済タグのネームスペース、キーおよび値を取得します。
--defined-tags
オプションの引数を構築します。各タグ・ネームスペースとタグ・キー・ペアは1回のみ指定します。 -
リソースに追加する各フリーフォーム・タグのキーと値を取得します。
--freeform-tags
オプションの引数を構築します。各タグ・キーは1回のみ指定します。
--defined-tags
オプション引数および--freeform-tags
オプション引数の値は、タグのJSON定義です。このJSON定義は、コマンドラインまたはファイルに文字列として指定できます。リソースのタグ付けに使用するベース・コマンドで
--generate-param-json-input
オプションを使用して、指定する正しいJSONのテンプレートを生成できます。--generate-param-json-input
オプションの引数は、次の例に示すように、オプション・インジケータ(--
)なしでタグ(この例では--defined-tags
)を指定するために使用するオプションの名前です。$ oci service resource create --generate-param-json-input defined-tags > defined_tags.json
出力
defined_tags.json
ファイルの内容は次のとおりです。{ "tagNamespace1": { "tagKey1": "tagValue1", "tagKey2": "tagValue2" }, "tagNamespace2": { "tagKey1": "tagValue1", "tagKey2": "tagValue2" } }
前述のコマンドで
defined-tags
のかわりにfreeform-tags
を指定すると、次の出力が表示されます。{ "tagKey1": "tagValue1", "tagKey2": "tagValue2" }
これらのテンプレートを編集して、適切なタグを指定します。次のステップに示すように、最終コマンドで結果を指定します。
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リソースの
create
またはlaunch
コマンドを実行します。1つ以上の定義済タグを追加するには、
--defined-tags
オプションを使用します。1つ以上のフリーフォーム・タグを追加するには、--freeform-tags
オプションを使用します。構文:
oci <service> <resource> create --compartment-id <compartment_OCID> --defined-tags <defined_tags_json> --freeform-tags <freeform_tags_json> <other_resource_create_options>
例:
次の例では、1つ以上の定義済タグがファイルを使用して追加され、文字列引数を使用してフリーフォーム・タグが追加されます。オプション引数としてファイルを指定するには、
file://
の構文を使用します。oci <service> <resource> create --compartment-id <compartment_OCID> --defined-tags file://defined_tags.json --freeform-tags '{"MyTag":"val-u"}' <other_resource_create_options>
リソース
create
またはlaunch
コマンドの出力は、リソースget
コマンドの出力と同じです。出力には、定義済タグとフリーフォーム・タグが表示されます。
CLIコマンド、フラグおよびオプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
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リソースの作成時にリソースにタグを追加するには、
create
<resource>またはlaunch
<resource>コマンドを使用します。APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。