別のリージョンでのインスタンスの作成

プライマリ・リージョン以外のリージョンでOracle Content Managementインスタンスを作成する場合は、インスタンスを作成する前に、いくつかの準備ステップを実行する必要があります。

Oracle Infrastructure and Platform Cloud Services (Oracle IaaS/PaaS)は、異なるデータ・センターで有効です。これらのデータ・センターは、地理的な場所に基づいてデータ・リージョンにグループ化されます。これらのサービスを購入するか、無料のプロモーションにサインアップする場合は通常、自分の場所に最も近いデータ・リージョンを選択してアクセスします。これがプライマリ・データ・リージョンになります。ただし、必要に応じて、サブスクリプションを(同じOracle Cloudアカウント内の)他の地理的な場所に拡張し、そこにあるサービスを使用できます。たとえば、購入時にプライマリ・データ・リージョンとして北米を選択した場合、サブスクリプションをEMEA (欧州、中東およびアフリカ)データ・リージョンに拡張できます。これにより、EMEAデータ・センターで使用可能なサービスをユーザーが使用できるようにすることができます。

別のリージョンでインスタンスを作成するには、次の準備手順を実行します:

  1. サブスクリプションを別のリージョンに拡張します。
  2. 「リージョン」メニューから新しいリージョンを選択して、新しいリージョンに切り替えます。
  3. 新しいリージョンがホーム・リージョンと同じ地域にない場合は、そのリージョンに新しいドメインを作成する必要があります。たとえば、ホーム・リージョンが北米地域の米国東部(アッシュバーン)で、サブスクリプションをカナダ南東部(トロント)に拡張する場合、新しいドメインを作成する必要はありません。一方、サブスクリプションをEMEA地域にある英国南部(ロンドン)に拡張する場合は、そのリージョンに新しいドメインを作成する必要があります。リージョンおよび地域のリストは、プラットフォームおよびインフラストラクチャ・サービスのデータ・リージョンを参照してください。

次の作業

新しいリージョンに切り替えた後、他の必要な高度なデプロイメント前タスクを実行するか、インスタンスの作成までスキップします: