データベースでのOracle Data Safeサービス・アカウントの作成

Oracle Data Safeで使用するすべてのデータベースでは、Oracle Data Safeサービス・アカウントが必要です。デフォルトでは、Autonomous AI DatabaseにはすでにDS$ADMINというアカウントがあります。最初はパスワードの期限が切れた状態でロックされます。Autonomous AI DatabaseをOracle Data Safeに登録すると、Oracle Cloud Infrastructureによってこのアカウントのロックが解除され、パスワードがリセットされます。Autonomous AI Databaseの登録を解除すると、アカウントは再度ロックされます。

非Autonomous AIデータベースでは、独自のData Safeサービス・アカウントを作成する必要があります。データベースに対する最小限の権限で作成します。

データ・マスキング使用時のAutonomous AIデータベースの例外

次のいずれかのアイテムを使用するAutonomous AI Databaseのマスキング・ポリシーを作成する場合は、デフォルト・アカウントDS$ADMINを使用するのではなく、データ・マスキング専用のData Safeサービス・アカウント(DS_MASKINGなど)を個別に作成する必要があります。

  • マスキング前スクリプト
  • マスキング後スクリプト
  • ユーザー定義関数、SQL式または後処理関数を含むマスキング・フォーマット

ユーザーがマスキング前チェックまたはマスキング・ジョブを実行する場合は、データ・マスキング用にこの個別のアカウント名およびパスワードを入力する必要があります。

ノート

ノート:データ・マスキングのアカウントを作成したら、そのアカウントにデータ・マスキング・ロール(DS$DATA_MASKING_ROLE)を付与してください。ターゲット・データベースでのOracle Data Safeサービス・アカウントへのロールの付与を参照してください。

ターゲット・データベースでOracle Data Safeサービス・アカウントを作成するステップ

最小限の権限でOracle Data Safeサービス・アカウントを作成します。

  1. ユーザーを作成できるアカウントでデータベースにログインします。

  2. 最小限の権限でユーザー・アカウントを作成します。例:

    CREATE USER DATASAFE_ADMIN identified by password
    DEFAULT TABLESPACE "DATA"
    TEMPORARY TABLESPACE "TEMP";
    GRANT CONNECT, RESOURCE TO DATASAFE_ADMIN;
    • DATASAFE_ADMINおよびpasswordを独自の値で置き換えます。

    ノート

    ノート:パスワードの長さは14文字以上で、大文字、小文字、数字および特殊文字をそれぞれ1つ以上含める必要があります。Guidelines for Securing Passwords in Oracle Database 19c Security GuideおよびOracle AI Database 26ai Security Guideを参照してください。

    • デフォルトの表領域としてSYSTEMまたはSYSAUXを使用しないでください。これらの表領域を使用している場合、データをマスキングできません。

    • Oracle Data Safeサービス・アカウントのSESSIONS_PER_USERが20以上であることを確認します。これはユーザー・プロファイルで定義されます。デフォルトでは、Oracle Data Safeサービス・アカウントにはデフォルトのユーザー・プロファイルが割り当てられます。

  3. Oracle Data Safeサービス・アカウントにロールを付与します。ターゲット・データベースでのOracle Data Safeサービス・アカウントへのロールの付与を参照してください。