資格証明の設定および使用

資格証明を設定して、管理対象データベースへのセキュアな接続を確立し、データベース管理の診断および管理機能を使用できます。

データベース管理では、次のタイプの資格証明を作成または設定できます:

  • 優先資格証明: 優先資格証明は事前構成されており、ユーザー・ロールおよび実行するタスクに基づいて管理対象データベースへのデフォルトの接続を提供するために使用できます。優先資格証明を使用すると、様々なユーザー・グループの職務を分離でき、追加のセキュリティ・レイヤーが提供されます。
  • 名前付き資格証明: 名前付き資格証明は、ユーザー認証情報(データベース・ユーザー名およびデータベース・ユーザー・パスワードを含むOracle Cloud Infrastructure Vaultサービス・シークレット)を含むリソースです。管理者は、名前付き資格証明を作成し、ユーザー名とパスワードを安全に格納し、必要に応じて一元的に更新し、診断および管理機能の使用時に自動的に移入できます。

データベース管理では、優先資格証明と名前付き資格証明を関連付けて使用し、2つのタイプの資格証明の利点を取得できます。管理対象データベースの「資格証明」セクションで実行できる主なタスクを次に示します。

  • 優先資格証明を設定して、管理対象データベースに接続し、特定のタスクを実行します。
  • 名前付き資格証明を作成して使用し、管理対象データベースに接続します。
  • 名前付き資格証明を編集および更新します。
  • セッション資格証明を設定します。

データベース管理で資格証明を設定すると、それらを使用して管理対象データベースに安全にアクセスし、監視および管理タスクを実行できます。