接続作成失敗

Oracle Cloud Infrastructure Database Migrationで、接続(odms-connection)リソースが失敗状態になっている場合、次のステップを使用して失敗の詳細を収集します。

  1. 接続のOCIDを取得します。

    • OCI Webコンソールの使用:

      OCIコンソールに移動し、「データベース移行サービス」/「データベース接続」(https://console.us-phoenix-1.oraclecloud.com/odms/registrationsなど)を開きます。

      失敗した接続をリストで探し、「アクション」(3つのドット)メニューから「OCIDのコピー」をクリックします。

    • Oracle Database Migrationサービス(database-migration) OCIコマンドライン・インタフェースの使用:

      失敗した接続が作成されたコンパートメントのOCIDが必要です。

      • すべての接続リソースをリスト表示し、失敗を探します:

        oci database-migration connection list -c `compartmentOCID`
      • 接続の表示名がわかっている場合は、それを使用して結果をフィルタ処理できます:

        oci database-migration connection list -c `compartmentOCID` --display-name `connectionDisplayName`
  2. 接続作成リクエストに関連付けられた作業リクエストのOCIDを取得します。

    • Oracle Database Migrationサービス(database-migration) OCIコマンドライン・インタフェースの使用:

      失敗した接続が作成されたコンパートメントのOCIDが必要です。次の例に示すように、database-migration >> work-request >> listを使用して確認できます。

      • 接続のOCIDを使用して作業リクエストをリスト表示します:

        oci database-migration work-request list --resource-id odms-connection-OCID --compartment-id odms-connection-compartment-OCID
      • コンパートメントのOCIDを使用して、コンパートメントの作業リクエストをリスト表示します:

        oci database-migration work-request list --compartment-id odms-connection-compartment-OCID
      • sort-byオプションを使用して、結果をdisplayNameまたはtimeCreatedでソートします:

        oci database-migration work-request list --compartment-id odms-connection-compartment-OCID --sort-by displayName
      • sort-orderオプションと一緒にascまたはdescを使用します:

        oci database-migration work-request list --compartment-id odms-connection-compartment-OCID --sort-oder ASC

        指定できるソート順は1つのみです。--sort-by timeCreatedのデフォルトの順序は降順です。

    • データベース移行REST APIの使用:

      • 接続のOCIDを使用して作業リクエストをリスト表示します:

        ListWorkRequestsを参照してください

        GET /20210929/workRequests?resourceId=odms-connection-OCID&compartmentId=odms-connection-compartment-OCID
      • コンパートメントのOCIDを使用して、コンパートメントの作業リクエストをリスト表示します:

        GET /20210929/workRequests?compartmentId=compartment-OCID-of-resource
      • sort-byオプションを使用して、結果をdisplayNameまたはtimeCreatedでソートします:

        GET /20210929/workRequests?compartmentId=compartment-OCID-of-resource&sortBy=displayName
      • sort-orderオプションと一緒にascまたはdescを使用します:

        GET /20210929/workRequests?compartmentId=compartment-OCID-of-resource&sortOrder=ASC

        指定できるソート順は1つのみです。--sort-by timeCreatedのデフォルトの順序は降順です。

  3. 作業リクエストのOCIDを使用して、失敗に関する詳細、ログおよびエラーを取得します:

    • Oracle Database Migrationサービス(database-migration) OCIコマンドライン・インタフェースの使用:

      • 作業リクエスト識別子を使用して詳細を取得します:

        oci database-migration work-request get --work-request-id workRequestId

        database-migration >> work-request >> getを参照してください

      • 作業リクエスト識別子を使用してエラーをリスト表示します:

        oci database-migration work-request-error list --work-request-id workRequestId

        database-migration >> work-request-error >> listを参照してください

      • 作業リクエスト識別子を使用してログをリスト表示します:

        oci database-migration work-request-logs list --work-request-id workRequestId

        database-migration >> work-request-logs >> listを参照してください

    • データベース移行REST APIの使用:

      • 作業リクエスト識別子を使用して詳細を取得します:

        GET /20210929/workRequests/{workRequestId}

        GetWorkRequestを参照してください

      • 作業リクエスト識別子を使用してエラーを取得します:

        GET /20210929/workRequests/{workRequestId}/errors

        ListWorkRequestErrorsを参照してください

      • 作業リクエスト識別子を使用してログを取得します:

        GET /20210929/workRequests/{workRequestId}/logs

        ListWorkRequestLogsを参照してください

  4. 作業リクエスト内のログおよびエラーを調べて、報告された問題を解決します。

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。