リソースの作成中

次の手順を使用して、Oracle Cloud Infrastructure Database Migration操作が依存するリソースを作成します。

ポリシーの設定

テナンシ管理者は、OCIデータベース移行リソースのポリシーを、テナンシで作成および管理される他のOCIリソースとともにプロビジョニングします。テナンシ管理者は、使用状況に応じてサービス・リソースを作成、管理および使用するポリシーをプロビジョニングできます。ユーザーのポリシーのプロビジョニングを容易にするために、OCI Database Migration Serviceには、使用状況に応じてポリシーをプロビジョニングするための事前構築済のポリシー・テンプレートが用意されています。詳細は、ポリシーの作成を参照してください。

コンパートメントの作成

まだコンパートメントがない場合は、自らのテナンシ内にコンパートメントを作成します。

詳細は、コンパートメントの作業を参照してください。

仮想クラウド・ネットワークの作成

少なくとも1つのサブネットを含む仮想クラウド・ネットワーク(VCN)をコンパートメントに作成します。

サブネットは、すべての可用性ドメインにわたってリージョナルである必要があります。

詳細は、VCNおよびサブネットを参照してください。

ノート

サブネットがリストにない場合は、戻ってそれがリージョナル・サブネットとして作成されていることを確認します。デフォルトでは、VCNウィザードによってリージョナル・サブネットが作成されます。

既存のデータベース移行ユーザーまたは動的グループの作成または再利用

データベース接続、移行およびジョブを管理するユーザー・グループを作成し、データベースの移行を担当するユーザーをグループに追加します。

グループ名を書き留めます。そのグループのポリシーをリソース・ポリシーの作成で作成します。詳細は、「グループの管理」を参照してください。

OCI APIキー・ペアの作成

OCI APIキー・ペアを作成するのは、REST API、OCIソフトウェア開発キットおよびコマンドライン・インタフェースを直接使用する予定がある場合、またはデータベース移行エージェントをインストールしている場合です。

必要なキーとOCIDの指示に従います。

データ転送メディアを選択

次のデータ転送メディアを使用できます。
  • データベース・リンク経由のデータ・ポンプ
  • オブジェクト・ストレージ経由のデータ・ポンプ
  • ファイル・ストレージ経由のデータ・ポンプ
データベース・リンクを使用してファイルをソースから直接ターゲット・データベース・サーバーに転送しない場合は、Data Pumpエクスポート・ダンプの一時ストレージ用にオブジェクト・ストレージ・サービス・バケットを設定できます。または、データ転送のための最速の方法であるデータ転送メディアとしてファイル・ストレージを使用します。
ノート

現在、MySQL移行では、オブジェクト・ストレージ・データ転送メディアを介したData Pumpの使用がサポートされています。

詳細は、バケットの作成を参照してください。

データ・ポンプ・エクスポート・ディレクトリのために使用されるファイル・システムに、データ・ポンプ・ダンプ・ファイルを格納するのに十分な領域があることを確認します。

ボールトの選択または作成

Vaultの作成およびVaultにシークレットの作成を行います。

または、データベース接続の作成時にボールトを選択します。データベース移行で使用するキーをマスター暗号化キーに作成します。オプションで、データベースの移行中にボールトを作成できます。