移行作成失敗
Oracle Cloud Infrastructure Database Migrationで、移行(odms-migration)リソースが失敗状態になっている場合は、次のステップを使用して失敗の詳細を収集します:
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移行のOCIDを取得します。
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OCI Webコンソールの使用:
OCIコンソールに移動し、「データベース移行サービス」→「移行」を開きます(https://console.us-phoenix-1.oraclecloud.com/odms/migrationsなど)。
失敗した移行をリストで探し、「アクション」(3つのドット)メニューから「OCIDのコピー」を選択します。
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Oracle Database Migrationサービス(database-migration) OCIコマンドライン・インタフェースの使用:
失敗した移行が作成されたコンパートメントのOCIDが必要です。
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すべての移行リソースをリスト表示し、失敗を探します:
oci database-migration migration list -c `compartmentOCID`
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移行の表示名がわかっている場合は、それを使用して結果をフィルタ処理できます:
oci database-migration migration list -c `compartmentOCID` --display-name `migrationDisplayName`
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移行作成リクエストに関連付けられた作業リクエストのOCIDを取得します。
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Oracle Database Migrationサービス(database-migration) OCIコマンドライン・インタフェースの使用:
失敗した移行が作成されたコンパートメントのOCIDが必要です。
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移行のOCIDを使用して作業リクエストをリスト表示します:
oci database-migration work-request list --resource-id odms-migration-OCID --compartment-id odms-migration-compartment-OCID
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コンパートメントのOCIDを使用して、コンパートメントの作業リクエストをリスト表示します:
oci database-migration work-request list --compartment-id odms-migration-compartment-OCID
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sort-by
オプションを使用して、結果をdisplayName
またはtimeCreated
でソートします:oci database-migration work-request list --compartment-id odms-migration-compartment-OCID --sort-by displayName
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sort-order
オプションと一緒にasc
またはdesc
を使用します:oci database-migration work-request list --compartment-id odms-migration-compartment-OCID --sort-oder ASC
指定できるソート順は1つのみです。
--sort-by timeCreated
のデフォルトの順序は降順です。
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データベース移行REST APIの使用:
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移行のOCIDを使用して作業リクエストをリスト表示します:
GET /20210929/workRequests?resourceId=odms-migration-OCID&compartmentId=odms-migration-compartment-OCID
ListWorkRequestsを参照してください
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コンパートメントのOCIDを使用して、コンパートメントの作業リクエストをリスト表示します:
GET /20210929/workRequests?compartmentId=compartment-OCID-of-resource
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sort-by
オプションを使用して、結果をdisplayName
またはtimeCreated
でソートします:GET /20210929/workRequests?compartmentId=compartment-OCID-of-resource&sortBy=displayName
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sort-order
オプションと一緒にasc
またはdesc
を使用します:GET /20210929/workRequests?compartmentId=compartment-OCID-of-resource&sortOrder=ASC
指定できるソート順は1つのみです。
--sort-by timeCreated
のデフォルトの順序は降順です。
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作業リクエストのOCIDを使用して、失敗に関する詳細、ログおよびエラーを取得します:
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Oracle Database Migrationサービス(database-migration) OCIコマンドライン・インタフェースの使用:
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作業リクエスト識別子を使用して詳細を取得します:
oci database-migration work-request get --work-request-id workRequestId
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作業リクエスト識別子を使用してエラーをリスト表示します:
oci database-migration work-request-error list --work-request-id workRequestId
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作業リクエスト識別子を使用してログをリスト表示します:
oci database-migration work-request-logs list --work-request-id workRequestId
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データベース移行REST APIの使用:
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作業リクエスト識別子を使用して詳細を取得します:
GET /20210929/workRequests/{workRequestId}
GetWorkRequestを参照してください
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作業リクエスト識別子を使用してエラーを取得します:
GET /20210929/workRequests/{workRequestId}/errors
ListWorkRequestErrorsを参照してください
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作業リクエスト識別子を使用してログを取得します:
GET /20210929/workRequests/{workRequestId}/logs
ListWorkRequestLogsを参照してください
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作業リクエスト内のログおよびエラーを調べて、報告された問題を解決します。
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。
親トピック: トラブルシューティング