Oracle Cloud Infrastructure Database Migrationについて

Oracle Cloud Infrastructure Database Migrationは、完全なマネージド・サービスとして、データベースをOracle Cloud Infrastructure (OCI)に移行するための高パフォーマンスのセルフサービス・エクスペリエンスを提供します。

Oracle Cloud Infrastructure Database Migrationサービスを使用して、同種のOracleおよびMySQL移行を実行できます。データベース移行は、テナンシおよびリソースとは別に、マネージド・クラウド・サービスとして実行されます。このサービスは、データベース移行サービス・テナンシでマルチテナント・サービスとして動作し、プライベート・エンドポイント(PE)を使用してリソースと通信します。PEはデータベース移行によって管理されます。

データベース移行には、次の機能があります:

  • Oracleオンプレミス、Oracle CloudおよびAmazon RDS OracleデータベースからOracle Cloud Infrastructure上の共同管理、Autonomous Data WarehouseまたはAutonomous Transaction Processingサービスへのデータの移行

  • OCI HeatWaveへのMySQLソース。
  • 単純なオフライン移行のオプション、またはダウンタイムを最小限に抑えたエンタープライズレベルの論理移行のオプション

  • 業界をリードするOracle GoldenGateレプリケーションに基づき、ゼロ・ダウンタイム移行エンジンを利用
    ノート

    ZDMは、Oracle移行にのみ適用されます。
  • Oracle Maximum Availability Architecture (MAA)に準拠し、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)、MySQL 5.7および8バージョン以降のデータベース・リリースをサポートします。

  • 初期ロードからストリーム・レプリケーションへのシームレスな遷移

  • ソース・データベースで変更データ取得を実行し、それらの変更をターゲットにレプリケートします

  • ジョブ・サブシステムを使用して、フリート・スケールでデータベース移行を実行および管理します。

  • 一時停止と再開の機能を使用し、必要に応じて移行を一時停止して再開できます。メンテナンス・ウィンドウに合せる場合などに役立ちます

  • ジョブの終了を使用して、実行中の移行ジョブの完了を待たずに、ジョブを終了できます

  • 移行ジョブを障害発生時点から再実行(再開)します

  • 移行タスクのジョブ事前チェックにより、データベース移行中のエラーを防ぎます