Multilingual Engineのサポート

ノート

この機能は、MySQLデータベース・サービスでは使用できません。
SQLワークシートでは、Multilingual Engine (MLE)機能がサポートされており、ワークシートでJavaScriptコードを実行できます。

前提条件

MLE機能を使用するには、次のものが必要です。

  • Oracle Databaseリリース21c以降のバージョンのDBMS_MLEパッケージ。詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』のDBMS_MLEを参照してください。

  • EXECUTE DYNAMIC MLEおよびEXECUTE ON JAVASCRIPT権限が割り当てられています。

ワークシートのJavaScriptコードは、次の方法で操作できます。

  • JavaScriptワークシートの作成
  • 標準ワークシートでJavaScriptコードを実行します
  • PL/SQLブロックとしてJavaScriptコードを実行します。

JavaScriptワークシートの作成

ワークシートはJavaScriptモードで開くことができます。このモードでは、JavaScriptコード開発をサポートするようにツールバー・アイコンおよび出力タブが変更されます。

JavaScriptワークシートを作成して保存するには:

  1. ツールバーで、「新規ファイル」アイコンを展開し、JavaScriptを選択します。
  2. ワークシートにコードを入力すると、JavaScriptコードが自動的に強調表示されます。
  3. 「スクリプトの実行」を使用して、ワークシートのJavaScriptコードを実行します。
  4. 「保存」をクリックします。

    「ファイル」ペインで、JavaScriptファイル名に(JS)が追加されます。これにより、JavaScriptファイルを迅速に識別できます。

この図は、JavaScriptワークシートで実行されるJavaScriptコードを示しています。

標準ワークシートでJavaScriptコードを実行します

標準ワークシート(ワークシートがJavaScriptモードでない場合):

  1. 実行するJavaScriptコードを選択します。
  2. ワークシート・ツールバーで、「スクリプトの実行」アイコンを展開し、「JavaScriptとして実行」を選択します。
    ノート

    「SQLスクリプトとして実行」を選択すると、エラーになります。
この図は、標準ワークシートで実行されるJavaScriptコードを示しています。

PL/SQLブロックとしてJavaScriptコードを実行します。

PL/SQLコード・ブロックを使用して、JavaScriptコードを実行できます。

ワークシート・ツールバーで、「スクリプトの実行」アイコンを展開し、「SQLスクリプトとして実行」(F5)を選択します。

この図は、SQLワークシートでPL/SQLコード・ブロックとして実行されるJavaScriptコードを示しています。