IAM認証でのプロキシ認証の使用

IAM認証でプロキシ認証を使用できます。この設定では、次のことが行われます。

  • IAMは、プロキシ・ユーザー(たとえば、proxy_user@example.com)を認証します。
  • Oracle Databaseでは、データベースおよび接続設定に基づいて、セッションがプロキシ・クライアント・ユーザー(proxy_client1またはproxy_client2)として確立されます。

データベース設定

  1. プロキシ・クライアント・ユーザーを作成します。

    CREATE USER proxy_client1 IDENTIFIED BY 'password';
    CREATE USER proxy_client2 IDENTIFIED BY 'password';
  2. IAMによって認証されたプロキシ・ユーザーを作成します。

    CREATE USER proxy_user_iam IDENTIFIED GLOBALLY AS 'IAM_PRINCIPAL_NAME=proxy_user@example.com';
  3. プロキシ・ユーザーがプロキシ・クライアント・ユーザーに接続できるようにします。

    ALTER USER proxy_client1 GRANT CONNECT THROUGH proxy_user_iam;
  4. (オプション)プロキシ経由で接続するときに、有効なロールを認証および制限するようプロキシ・クライアントに要求します。

    ALTER USER proxy_client2 GRANT CONNECT THROUGH proxy_user_iam WITH ROLE role1, role2 AUTHENTICATION REQUIRED;

データベース・ツールの接続設定

ユース・ケースに一致するオプションを選択します。

  • オプション1: プロキシ・クライアント・ユーザーの指定

    このオプションは、セッションで使用する必要があるプロキシ・クライアント・ユーザー名がわかっている場合に使用します。

    次の拡張接続プロパティを追加します。

    oracle.jdbc.proxyClientName = <proxy_client_user>
  • オプション2: プロキシ・クライアント資格証明の指定およびロールの制御

    このオプションは、データベースでプロキシ・クライアントによる認証(AUTHENTICATION REQUIREDなど)が必要で、有効にするロールを制御する必要がある場合に使用します。

    データベース・ツールの「接続の作成」ページで、「プロキシ認証」の値(プロキシ・クライアントのユーザー名とパスワード)を入力し、必要に応じてロール・オプションを選択します。接続の作成の詳細は、「接続の作成」を参照してください。

  • オプション3: プロキシ・クライアントの自動検出(ダブル・セッション)

    プロキシ・ユーザーがプロキシ・クライアント認証を必要とせずにプロキシ・クライアント・ユーザーに接続でき、データベース・ツールで正しいプロキシ・クライアント・ユーザーを自動的に決定する場合に、このオプションを使用します。

    この設定では、プロキシ・クライアント・ユーザーには、AUTHENTICATION REQUIRED句を指定せずにCONNECT THROUGHが付与されます。

    1. 「接続の作成」ページで、「拡張オプション」を展開し、「認証」を展開します。

    2. 「プロキシ認証タイプ」で、「ダブル・セッション(ユーザー、ロールの自動検出)」を選択します。

    データベース・ツールは、データベース・ビューUSER_PROXIESをチェックして、プロキシ・ユーザーにマップされているプロキシ・クライアントを判別します。1つのプロキシ・クライアント・ユーザーが見つかった場合は、データベース・ツールによって自動的に選択されます。

IAM認証およびプロキシ認証の詳細は、Oracle AI DatabaseのIAMユーザーの認証および認可を参照してください