Full Stack Disaster Recoveryのしくみ
フル・スタックDRサービスを使用して、DR保護を必要とするアプリケーション・スタックごとに専用のDR構成を作成できます。
次のステップを使用して、アプリケーション・スタック専用のフル・スタックDR構成を作成します。
- そのアプリケーション・スタックのすべてのコンポーネントおよび依存関係を識別します。
- これらのアプリケーション・コンポーネントおよび依存関係の整合性グループを作成します。
- 自動DR計画(ワークフロー)を作成して、計画済および計画外のDR移行を実行します。
- DR計画をカスタマイズして、追加のDR要件を組み込みます。
- DR計画をテストおよび検証して、エラーがないことを確認します。
- 事前テストされたDRワークフローを実行して、計画済または計画外のDR操作を実行します。
フル・スタック・ディザスタ・リカバリ・サービスは、現在、次のOCIリソース・タイプ用のディザスタ・リカバリをサポートしています:
- コンピュート・インスタンス
- ブート・ボリュームとブロック・ボリューム(ボリューム・グループ)
- ファイル・システム
- MySQL DBシステム
- オブジェクト・ストレージ・バケット
- Oracle Exadata Database Service
- Oracle Exadata Cloud@Customer
- Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure
- Exadata Cloud@Customer上のOracle Autonomous Database
- Oracle Base Database Service
- Oracle Autonomous Databaseサーバーレス
- 専用Exadataインフラストラクチャ上のOracle Autonomous Database
- Kubernetes Engine (OKE)
- ロード・バランサ
- ネットワーク・ロード・バランサ
ノート
フル・スタックDRは、リージョン間およびリージョン内DR構成をサポートできます。ただし、Oracleでは、リージョン間のDR構成を使用して、リージョン全体の停止から保護することをお薦めします。
親トピック: フル・スタック・ディザスタ・リカバリの開始