Full Stack Disaster Recoveryのしくみ

フル・スタックDRサービスを使用して、DR保護を必要とするアプリケーション・スタックごとに専用のDR構成を作成できます。

次のステップを使用して、アプリケーション・スタック専用のフル・スタックDR構成を作成します。
  1. そのアプリケーション・スタックのすべてのコンポーネントおよび依存関係を識別します。
  2. これらのアプリケーション・コンポーネントおよび依存関係の整合性グループを作成します。
  3. 自動DR計画(ワークフロー)を作成して、計画済および計画外のDR移行を実行します。
  4. DR計画をカスタマイズして、追加のDR要件を組み込みます。
  5. DR計画をテストおよび検証して、エラーがないことを確認します。
  6. 事前テストされたDRワークフローを実行して、計画済または計画外のDR操作を実行します。

フル・スタック・ディザスタ・リカバリ・サービスは、現在、次のOCIリソース・タイプ用のディザスタ・リカバリをサポートしています:

  • コンピュート・インスタンス
  • ブート・ボリュームとブロック・ボリューム(ボリューム・グループ)
  • ファイル・システム
  • MySQL DBシステム
  • オブジェクト・ストレージ・バケット
  • Oracle Exadata Database Service
  • Oracle Exadata Cloud@Customer
  • Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure
  • Exadata Cloud@Customer上のOracle Autonomous Database
  • Oracle Base Database Service
  • Oracle Autonomous Databaseサーバーレス
  • 専用Exadataインフラストラクチャ上のOracle Autonomous Database
  • Kubernetes Engine (OKE)
  • ロード・バランサ
  • ネットワーク・ロード・バランサ
ノート

フル・スタックDRは、リージョン間およびリージョン内DR構成をサポートできます。ただし、Oracleでは、リージョン間のDR構成を使用して、リージョン全体の停止から保護することをお薦めします。