例: Azure SQL管理対象インスタンスからAutonomous Transaction Processingへのレプリケーション



この例では、OCI GoldenGateデプロイメントは、ポート443を使用してパブリック・インターネットを介してアクセスできます。

パブリック・エンドポイントなしでAzure SQL管理対象インスタンスに接続するには、プライベート・エンドポイントを作成する必要があります。これを行うには、接続の作成時にトラフィック・ルーティング方法に「専用エンドポイント」を選択する必要があります。これにより、OCI GoldenGateは、いずれかのサブネットにプライベート・エンドポイントを作成します。前述のように、適切なサブネット・セキュリティ・ルールを追加して、「接続の詳細」ページにリストされているイングレスIPアドレスからデータベース・ノードのプライベートIPへの接続を許可する必要があります。指定されたFQDNは、選択したサブネット内で解決可能である必要があります。

この例では、ネットワーク・トラフィックは、FastConnectおよびExpressRouteを使用して、OCIとAzure間のプライベート相互接続を経由します。ポート1433はプライベート接続に使用されます。パブリック・インターネットを介したAzure SQL管理対象インスタンスへの接続では、通常はポート3342を使用します

Autonomous Transaction Processing (ATP)に接続するために、OCI GoldenGateは、「すべての場所からのセキュア・アクセス」を選択していないかぎり、ポート1522を介してプライベート・エンドポイントを作成します。