Oracle Integrationのエディション
Oracle Integrationは、StandardとEnterpriseの2つのエディションで使用できます。
どちらのエディションでも、Software as a Service (SaaS)アプリケーションとオンプレミス・アプリケーションを統合できます。また、Enterpriseエディションでは、クラウドでビジネス・プロセスを設計、自動化および管理できます。
どのエディションを選択したかに関係なく、クラウドとデータベースの管理およびその他の管理タスクは、Oracleによって処理されます。
すべてのOracle Integration Enterprise Edition機能は、Standard Editionインスタンスに表示されます。ただし、Standard Editionライセンスがある場合は、インスタンスをOracle Integration Enterprise Editionに更新しないかぎり、Enterprise Editionでのみ使用可能な機能(エンタープライズ・アダプタ、プロセス、B2B、Integration Insightなど)を使用する資格がありません。インスタンスのエディション、ライセンス・タイプ、メッセージ・パックおよびカスタム・エンドポイントの編集を参照してください。
次に、各エディションのライセンスで使用できる機能を並べて比較します。
機能 | Standardエディションで使用可能 | Enterpriseエディションで利用可能 |
---|---|---|
統合 |
はい |
はい |
ビジュアル・ビルダー |
はい |
はい |
Standardアダプタ |
はい |
はい |
エンタープライズ・アダプタ* |
いいえ |
はい |
プロセス |
いいえ |
はい |
B2B** |
いいえ |
はい |
統合インサイト |
いいえ |
はい+ |
ファイル・サーバー |
はい+ |
はい+ |
組込みレシピ、ビジネスおよび技術アクセラレータ |
はい+ |
はい+ |
*エンタープライズ・アダプタは、Oracle E-Business Suite Adapter、Oracle JD Edwards EnterpriseOne Adapter、Oracle Siebel AdapterおよびSAP Adapterで構成されます。
**Standardエディションで使用可能なAS2アダプタは、スタンドアロン・モードで使用できます(ファイル転送プロトコルのユースケースなど)。
+ Oracle Integration Generation 2以降で使用可能です。