Oracle Integrationインスタンスの停止および起動

Oracle Integration Generation 2インスタンスを停止および起動できます。停止リクエストが開始されると、インスタンスは一時停止中状態になります。一時停止中状態の間は、新しい統合およびプロセスは開始されません。進行中の統合およびプロセスは、完了するかチェックポイントに達するまで続行されます。統合およびプロセスが実行されなくなると、インスタンスは完全な一時停止済状態になります。この状態の間は、Oracle Integrationのデザインタイム、設定およびモニタリング機能は使用できません。

ノート

Oracleでは、次のことを推奨しています。
  • 本番環境で稼働しているインスタンスを停止しないでください。
  • インスタンスを毎晩停止または起動しないでください。定期的なメンテナンス・パッチ適用中に、ライフサイクル操作は無効になります。これにより、パッチ適用サイクルが完了するまで、サービス・インスタンスを起動または停止できない場合があります。
  1. 2つの方法のいずれかでインスタンスを起動または停止します:
    1. 「統合インスタンス」ページで、特定のインスタンスの行の最後に移動し、タスク・メニューをクリックします。アクティブ・インスタンスは「状態」列で「アクティブ」として識別され、非アクティブ/停止済インスタンスは「非アクティブ」として識別されます。
    2. 特定のインスタンスの詳細ページで、「その他のアクション」メニューをクリックします。
  2. 実行するアクションを選択します:
    1. インスタンスを停止するには、「停止」を選択し、その選択の確認を求められたら再度「停止」を選択します。

      インスタンスの状態は、一時停止プロセス中に「更新中」に変化します。完了すると、「状態」列の状態は「非アクティブ」に変化します。

      このアクションにより次が発生します:
      • Oracle Integrationユーザーの場合、インスタンスの一時停止中は、請求も一時停止されます。Oracle Integration for SaaSユーザーの場合、請求はインスタンスの一時停止によって影響を受けません。
      • 統合エンドポイントは一時停止されます。
      • プロセス・インスタンスは一時停止されます。
      • ランタイムは一時停止されます。
      • スケジュール済の統合は実行されません。
      • データベースのパージの実行は続行されます。
      • REST APIは使用できません。インスタンスが一時停止済状態のときにAPIを使用しようとすると、409エラーが発生します。
      • デザインタイムは使用できません。Oracle Cloud Infrastructure Consoleにアクセスすると、停止済状態を示すページが表示され、コンソールが使用可能になるようにインスタンスを起動するよう求められます。
      • パッチ適用が進行中の場合、インスタンスを停止できません。
    2. インスタンスを再開するには、「起動」を選択し、その選択の確認を求められたら再度「起動」を選択します。
      ノート

      • メンテナンスおよびセキュリティのパッチ適用が進行中の場合、インスタンスを起動できません。
      • インスタンスを24時間以上停止すると、接続エージェントは停止します。インスタンスを再起動するときは、接続エージェントを手動で再起動する必要があります。Oracle Integration Generation 2での統合の使用エージェントの再起動を参照してください。

      インスタンスの状態は、再開中に「更新中」に変化します。完了すると、「状態」列の状態は「アクティブ」に変化します。

ノート

REST APIを使用して、インスタンスを停止および起動できます。Oracle Integration APIを参照してください。左側のナビゲーション・ペインでOracle Integration APIを使用できます。