デプロイメント・ルール・セット

Java 8にのみ適用可能なデプロイメント・ルール・セットは、安全でカスタマイズ可能な方法でJavaアプレットおよびWebアプリケーションの実行を制御および管理するために使用される一連のルールおよびポリシーです。DRSファイルは、署名付きJARファイルとしてパッケージ化されたXMLファイルです。DRSファイルの使用方法を学習するには、「デプロイメント・ルール・セット」(DRS)を参照してください。JMSフリートを使用すると、DRSファイルをフリートにアップロードでき、その後、デプロイメント・ルール・セットの配布および削除を使用してフリート内のすべての管理対象インスタンスに分散できます。

フリートのDRSファイルは、フリート詳細ページから「アクション」「Javaランタイム・ライフサイクル管理設定の構成」「デプロイメント・ルール・セット」の順に選択することで変更できます。ファイル・セレクタを使用して、ローカル・ファイル・システムからDRSファイルを削除または選択し、「アップロード」をクリックします。

ノート

JMSフリートは、アップロード前にファイルを検証し、次のことを行います。
  • ファイルが、適切な形式と構造を持つXMLを含む署名付きJARファイルであるかどうかを調べます。
  • JARの署名が有効かどうかを確認します
  • チェックが失敗した場合のアップロードに失敗
  • チェックが合格した場合、フリートに対して拡張機能が有効化されたときに作成されたオブジェクト・ストレージ・バケットにファイルをアップロードします
DRSファイルがフリートにすでにアップロードされている場合は、次のようになります。
  1. 新しいDRSファイルをフリートにアップロードできます。これにより、管理対象インスタンスのDRSファイルが自動的に置換されることはありません。管理対象インスタンスのDRSファイルを更新するには、「配布ルール・セットの配布および削除」アクションの下の「DRSの配布」オプションを使用して、新しいDRSファイルを配布します。
  2. 既存のファイルを削除できます。これにより、管理対象インスタンスのDRSファイルが自動的に削除されることはありません。管理対象インスタンスのDRSファイルを削除するには、「デプロイメント・ルール・セットの配布および削除」アクションの下の「DRSの削除」オプションを使用します。

作業リクエスト・モジュールのアップロードまたは削除処理の進捗またはステータスを表示できます。

アップロードされたDRSファイル詳細は、「フリート・プロパティ」タブの「ライフサイクル管理設定」セクションの「Javaインストール後アクション」行で更新されます。